えごま油がダイエットいいっていうけど本当でしょうか ?
仮にも「油」ですから・・・太りそうですよね ?
ここではえごま油がダイエットに良いと言う理由をお伝えしたいと思います。
あわせて、えごま油のそのほかの効能について、さらに取り過ぎたらどうなるかについてもお伝えしますね。
えごま油でダイエットの根拠は ?
そもそも、えごま油って何でしょう ?
ごま油の一種と思いますよね ?
じつは、「えごま」(荏胡麻)はゴマ科ではなく、シソ科の植物なんです。
でも種子を絞ると油が採れるところは同じです。
写真の通り、えごまの葉はごまの葉とは違って、シソの葉に似てますよね。
「えごま」は東南アジアが原産(ちなみに「ごま」はインド原産)です。 日本では縄文時代の遺跡からも実が確認されていると言いますから、古くから利用されていたことがうかがえます。 食用のほか、油紙や番傘などの防水に、また、灯火にも用いられてきました。 しかし、江戸時代に菜種油が普及したことによって、えごま油は次第に利用されなくなったと言います。 また、戦国時代の斉藤道三が若い頃の行商で売っていたのがえごま油だった言われていますよ。
さて、話をダイエットに戻しましょう。
えごま油がダイエットに良いと言われる根拠でしたね。
秘密はえごま油に含まれているα-リノレン酸というオメガ3脂肪酸にあるのです。
オメガ3脂肪酸は、中性脂肪の合成を抑える効果があることが、分かっています。
つまり、同じ油でも、えごま油は、肥満の原因となる中性脂肪をできにくくする働きがあるということなんです。
これが、えごま油がダイエットに良いとされる根拠です。
えごま油 まだあるメリットとは?
じつはえごま油にはほかにもメリットがあるんです。
ひとつは、代謝を高める効果。
代謝が上がると言うことは、つまり、太りにくくなると言うことです。
そして、もうひとつは、血液をサラサラにする効果です。
これによって、血栓(血の固まり)が血管をふさぐことで起こる、脳卒中や心筋梗塞の予防につながるのです。
いずれも、α-リノレン酸による効果なんですよ。
えごま油 取りすぎたら ?
こんなに健康効果が期待できるえごま油ですが、もし、取り過ぎたらどうでしょう ?
なにか副作用とか、デメリットがあるのでしょうか ?
はい。
あります。
健康に良いと言われるものでも、取り過ぎはやはりいけません。
何と言ってもえごま油も「油」ですから、カロリーは高いです。
カロリー過多は、太る原因となります。
では、カロリー過多にならずに中性脂肪の生成を抑えるための、えごま油の適量はどれくらいなのでしょうか ?
次の章でお伝えしますね。
えごま油の適量とは ?
一日、小さじ一杯(4g)程度と言われています。
私たちは、いろいろなものを食べて暮らしています。
油分は、えごま油だけでなく、肉にも、炒め物の油にも含まれています。
それらを考慮すると、毎日取るえごま油の適量は小さじ一杯程度が良いと言うことです。
えごま油の食べ方は ?
じつは、えごま油は光と熱に弱く酸化しやすいという特徴があります。
ですから、サラダ油の代わりに炒め物などの加熱料理に使うのには向いていません。
食べ方としては、調理後の料理にかけて食べるのがおススメです。
えごま油自体は無味無臭なので、違和感なく食べられますよ。
あと、味噌汁に入れると意外と合います。
無味無臭なので、ヨーグルトにかけても良いです。
ドレッシングの代わりにサラダにかけるのも良いでが、ドレッシングとしての味はありませんから、野菜そのものの味を味わうことになりますね。
おわりに
いかがでしたか ?
えごま油の効果と注意点、お分かり頂けたことと思います。
この記事があなたのお役に立てばうれしく思います。
最後までお読みくださってありがとうございました。