毛ガニってほんと身がいっぱい詰まってるし、濃厚な味が良いですねぇ。
ところで、かにみそってどうしてますか ?
見た目がちょっとグロテスクなので、気持ち悪いと思って、まさか捨ててはいませんよね。
ここではかにみその美味しい食べ方についてお伝えしたいと思います。
甲羅も活用できますよ。
毛ガニ かにみその食べ方は ?
そもそも「かにみそ」ってなんでしょう ?
もちろん脳みそではありません。
ちなみにカニには脊椎動物のような脳はなく、目の近くにある神経節と呼ばれる器官が代わりを果たしています。
じつは、「かにみそ」は、動物で言うと肝臓のようなものなんです。
ですから、栄養がたっぷり蓄えられているんですよ。
ところで、かにみそって、どんな味でしょう ? ズバリ、カニの味が濃縮されたようなとても濃厚な味で、ウニに似ています。 もちろん、磯の香りもしますから、ウニとかが苦手な人には向きません。 好きな人は「もう、かにみそ大好き !」という感じで好みが両極端に分かれます。
ほんのり苦みを感じる大人の味です。
さて、かにみその食べ方は大きく2つあります。
かにみその食べ方は生がいい?
ひとつめの食べ方は「生」です。
身を取ったあとの毛ガニには、こんな感じで「かにみそ」が残ります。
これを箸でつまんでも良いのですが、もっとガッツリ、スプーンですくって食べると食べやすいですよ。
基本、調味料は何もつけません。
かにみそ、そのものが調味料ですから。
私は毛ガニの甲羅を持って、指ですくって食べます。
2つ目の食べ方は、甲羅との組み合わせです。
毛ガニ かにみそと甲羅の組み合わせなら ?
かにみそは、そのまま生で食べてる美味しいのですが、甲羅を活用するとちょっとお洒落な食べ方ができますよ。
かにみその食べ方 甲羅盛りなら ?
かにみその食べ方としては、甲羅盛りもおすすめです。
身を取った後の甲羅にカニの身をほぐして入れ、かにみそを加えて混ぜ合わせます。
甲羅についているゆで卵の白身のような白いものは捨ててくださいね。
ここで、醤油をちょっとだけ垂らします。
お好みで日本酒も少し垂らします。
これで毛ガニの甲羅盛りの完成です。
カニの身の味と、かにみその味が絶妙にミックスされた逸品になりますよ。
表面をちょっと炙っても良いですよ。
かにみその食べ方 甲羅焼きなら ?
かにみそは、甲羅焼きもおすすめです。
毛ガニの甲羅焼きの作り方は簡単です。
先ほどの甲羅盛りを網に乗せて火にかけるだけです。
この時、網の上にアルミホイルを敷くのがポイントです。
甲羅に直接火があたらないようにするためです。
強めの中火で焼きます。
かにみその表面にちょっとだけ焦げ目がついた頃が食べごろですよ。
時間的には5分くらいでしょうか。
甲羅はもちろん熱くなっていますから、気をつけてくださいね。
皿に乗せて完成です。
おわりに
如何でしたか ?
かにみそって意外にマイナーであまり顧みられないかも知れませんが、毛ガニを味わうなら、身だけでなく、
是非かにみそも味わってみてくださいね。
磯の香が平気なら、きっと気に入ると思いますよ。
ここでは、毛ガニのかにみそに焦点をあててみましたが、身の食べ方についてはこちらもどうぞ。
>> 毛ガニの美味しい食べ方 焼きなら ? 茹でるなら ? 生なら ?
最後までお読みくださってありがとうございました。