毛ガニの美味しい食べ方 焼きなら ? 茹でるなら ? 生なら ?

 

毛ガニ盛付け

お歳暮で冷凍毛ガニをもらっちゃったけど、どうやって食べたらいいの ? と、うれしいけど困っている方。

あるいは、毛ガニは味が濃厚と聞くので、一度は食べて見たいと思いながら、食べ方がわからなくて躊躇している方。

 

今回は、そんな方々のために、「毛ガニ大好き !」な私が、おすすめの食べ方を基本からご紹介したいと思います。

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食べ方は、焼く、茹でる、生で食べるの、少なくとも3通りあります。
ひとつずつご説明しましょう。

毛ガニの美味しい食べ方 焼きなら ?

毛ガニと言えば、ボイルするのがもっとも一般的な食べ方ですが、じつは「焼き」もたいそう美味しいのです。

それでは毛ガニの焼き方をご説明しましょう。

 

下準備
ここでは冷凍毛ガニを想定して「焼き」の方法をお伝えしますね。
生の毛ガニを冷凍したものでも、茹でた毛ガニを冷凍したものでもOKですよ。

先ず、下準備として、毛ガニの解凍と解体が必要です。

解凍の詳しいやり方はこちらをどうぞです。
>> 毛ガニの賞味期限と保存方法 解凍方法は ?

解体の詳しいやり方は、こちらをどうぞです。
>> 毛ガニの美味しい茹で方 解体のコツ 食べ方は ?

 

解凍・解体がすんだらいよいよ「焼き」ます。

 

毛ガニの焼き方
焼き方はいろいろありますが、ここでは3つお伝えしますね。

 

コンロと網を使う

①網の上にアルミホイルを敷いて、カニを甲羅を下にして置きます。
②その上に身を載せます。アルミホイルは汁がコンロに落ちるのを防ぐためです。
③茹でガニを半解凍したものなら、5~10分くらい弱火とトロ火の間くらいで焼くと出来上がりです。 冷凍の生カニを半解凍したものならもう少し時間をかけてじっくり焼きます。

 

オーブントースターで焼く

①オーブントースターのプレートにアルミホイルを敷きます。
②後はコンロと網のときと同様にカニを甲羅を下にして入れて焼きます。

 

ホットプレートで焼く

①ホットプレートにアルミホイルを敷きます。
②甲羅を下にして置き、蓋をして3~4分焼きます。
蓋をする前に、プレートに少量の水を垂らしておけば、「焼き」に「蒸し」が加わってほっくり感が強まりますよ。

 

注意 !

毛ガニは焼き過ぎると身が固くなります。
上でお伝えした火加減と焼き時間を参考にしてくださいね。

 

焼くと香ばしい匂いが立ち込めて食欲をそそります。ほくほく感がたまりません。
味が濃厚な毛ガニならではの美味しさを堪能してください。

味付けはカニみそだけで十分ですが、お好みで醤油をチョットだけ垂らしたり、レモンを垂らすのも良いですよ。

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毛ガニの美味しい食べ方 茹でるなら ?

ボイルするのは、毛ガニのもっともポピュラーな食べ方です。
身が柔らかくなって食べやすいですよ。

茹で方は簡単です。

毛ガニの茹で方

①大きめの鍋に水を張って、塩を入れて沸騰させ、カニを入れます。
このとき、甲羅を下にします。
②20分程度茹でたら取り出して氷水か冷水で5分ほどシメます。
これによって身がしまって旨みが閉じ込められます。
それに、殻から剥がしやすくなって一石二鳥ですよ。
③解体します。

あとは殻から剥がしてお召し上がりください。

何もつけなくても充分おいしいですよ。
お好みでポン酢につけるのも良いです。

茹で方と解体のもっとくわしい説明はこちらをどうぞです。
>> 毛ガニの美味しい茹で方 解体のコツ 食べ方は ?

 

毛ガニの美味しい食べ方 生なら ?

活き毛ガニの場合は、前述のように茹でるのも良いですが、生で刺身にしても独特の食感を楽しむことができますよ。

活き毛ガニは、捌く前にまずカニをシメなければなりません。
やり方はこうです。

活き毛ガニのシメ方

①おがくずや汚れを水で洗い流します。
②真水をいれた大きめのボウルに毛ガニを入れます。
このとき、毛ガニをひっくり返して甲羅を下にします。
③さらに氷をタップリ目に入れて30分ほど浸けます。
これで毛ガニは動かなくなり、「シメ」は完了です。

もし、活きが良すぎて毛ガニがおとなしくならない場合は、アイスピックを口から真っ直ぐに突き刺してシメます。
心優しい人にはチョット抵抗感があるかも知れませんが、毛ガニに感謝して美味しくいただくことで、勘弁してもらいましょう。

それでは次に解体に移ります。

毛ガニを生で食べるときの解体方法
「焼き」や「茹で」とは解体の仕方が少し違います。

生の毛ガニの解体方法

①キッチンバサミで足を切り取ります。
刺身にするのは足だけで、本体の身は茹でて食べます。
②次に足の切り口を下にして、まな板の上で足の外側の縁の殻をそぎ落とします。
このとき、あまり身を切ってしまわないようご注意ください。
③殻をそいだ部分から殻を剝きます。
薄皮がありますのでこれも取り除きます。
④氷水で身をシメます。
⑤すると身がボワッと開いた感じになります。
⑥キッチンペーパーなどで水気を切っても盛り付けます。

刺身ですから、やはり刺身醤油でお召し上がりください。

 

おわりに

いかがでしたか ?

毛ガニの代表的な食べ方として、「焼き」「茹で」「生」の3つの方法をお伝えしました。

あなたのお好みの方法が見つかりましたでしょうか ?

あと、かにみその食べ方についてはこちらをどうぞです。

>> 毛ガニ かにみその食べ方は ? 甲羅との組み合わせなら ?

 

 

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>> 毛ガニの賞味期限と保存方法 解凍方法は ?

>> 毛ガニの選び方 店で買うときは ? 通販の場合は ? 産地はどこがいいの ?

 

最後までお読みくださってありがとうございました。

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