にんにくが肝臓にいい !!
私はそう信じています。
なぜか ?
食生活ににんにくを取り入れてから、γ-GTPの値がしっかり下がったからです。
ここでは私の体験から、なぜにんにくが肝臓に良いと感じるようになったかを述べています。
また、にんにくのどんな栄養が肝臓の働きを助けるのかについてお伝えしたいと思います。
さらに、ちょっと気になるにんにくの食べ過ぎについてもあわせてお伝えしますね。
にんにくは肝臓にいい !?
じつは私、健康診断でγ-GTPの値が192とだいぶ高かったのです。
診断結果には「要再検査」としっかり記載されてしまいました。
ただ、再検査するには1ヵ月くらいはお酒を断たなくてはいけません。
その理由を知りたい方はこちらをご参照ください。
>> 健康診断 前日のお酒はダメ ? 食事の影響は ? 薬は ? 内科医に聞いた !
しかし、私にはそんなことはとてもムリ !!
せいぜい飲む量を控えめにするくらいです。
半年ほど経ってから、たまたま別な病院で血液検査をされる機会がありました。
結果が出たとき、医師は「全然問題ないですねぇ」・・・
私「えっ!? 本当ですか ?? γ-GTPは ?」
医師「正常値よりわずかに3高いだけですから、こんなの問題ではないですよ。」
内心「やったー !!」
なぜγ-GTPが下がったのか ? 必死で考えました。
・お酒の量は変わっていない
・服用しているサプリはビタミンCと亜鉛だけ
サプリについては数年続けているので今回の変化には関係ないと思われる。
あと、何が変わったのか ?
しいて言えば、夕食のとき欠かさず「きざみにんにく」をご飯にのせて食べるようになったことくらい。
もしかしたら・・・
にんにくには肝臓を助ける作用があるのでは ?
そうなんです !
にんにくは肝臓に良い食べ物だったんです !!
一体にんにくの何が肝臓に良いのか、次の章でしっかりお伝えしますね。
にんにくの栄養って ?
にんにくに含まれる栄養で、特筆すべきはアリシンと呼ばれる硫黄化合物です。
アリシンはビタミンB1とむすびついて、長く体内に留まる作用があるのです。
そしてビタミンB1は、肝臓がアルコールを分解するときに大量に必要とすることが分かっています。
つまり、にんにくを食べることで、肝臓がアルコールを分解することを助けることになるのです。
これが、にんにくが肝臓に良いという理由です。
ですから、にんにくだけでなく、ビタミンB1を多く含む食品を一緒に食べると効果的ですよ。
・豚肉 特に、豚肉はダントツでビタミンB1の含有量が多いです。 野菜では、さやえんどう、カボチャ、ブロッコリーなどもビタミンB1が豊富ですよ。
・豆類
・レバー
豚肉料理に、スライスしたり刻んだにんにくを加えて調理するのがおススメです。
また、ビタミンB1は糖質をエネルギーに変える働きがあることから、疲れた時に摂ると疲労回復効果がある、大事なビタミンでもあるのです。
にんにくを食べると、ビタミンB1を体内に留めてくれるので疲労回復にもなるんですよ。
栄養ドリンクには必ずといっていいほどビタミンB1が含まれているのはそのためです。
まだあるアリシンの作用
じつはアリシンには、肝臓の解毒作用を活性化させる作用があることも分かっています。
体内に入った毒物を肝臓が無毒化して体外に排出する働きを、アリシンが強化してくれるのです。
さらにアリシンには、強い殺菌作用があることで知られてします。
アリシンの殺菌作用は、ピロリ菌やO-157を死滅させるほどの強さと言われいてます。
ですから、にんにくを食べることで余計な菌の増殖を防ぐことができるのです。
にんにくを食べ過ぎると ?
では、にんにくはできるだけたくさん食べた方がよいのでしょうか ?
ものには「適量」というものがありますが、もしにんにくを食べ過ぎたら ?
じつは、にんにくを食べ過ぎるとお腹に良くありません。
アリシンのもつ殺菌作用が強すぎるためです。
にんにくを食べ過ぎると、腸の中の善玉菌まで殺菌されてしまう恐れがあるからです。
ですから、適量にとどめてくださいね。
にんにくを食べる量は1日に多くても1/2個程度までにしておくことをおすすめします。
おわりに
いかがでしたか ?
にんにくが肝臓に良いという理由がお分かりいただけたと思います。
私の場合はγ-GTPの値が大きく下がり、ほかに食生活で思い当たることがないことから、にんにくの効果ではないかと思っています。
科学的な証拠はありませんが、試してみる価値があると思いませんか ?
ちなみに、「きざみにんにく」は瓶詰が売られているので、手軽に摂るとこができますよ。
最後までお読みくださってありがとうございました。