赤ちゃんの便秘 プルーンは効果ある ? いつから ? 量は ?

便秘は大人でもイヤですけど、赤ちゃんが便秘になるときっと辛いだろうと、親としては気をもんでしまいます。

 

よく、便秘にはプルーンがいいって言いますよね ?

大人の便秘に効くなら、赤ちゃんの便秘にも効くかも ? って思いませんか ?

 

でも、プルーンってチョット癖があるんじゃない ?

赤ちゃんにプルーンを与えていいの ?

与えるならいつから、どれくらい ?

 

ここではそんな疑問にお答えしたいと思います。

 

 

赤ちゃんの便秘 プルーンは効果ある ?

はい。プルーンは赤ちゃんの便秘にも効果あるんです。

 

理由は次の通りです。

 

プルーンが便秘に効く理由

・水溶性食物繊維が便を柔らかくする

・さらにソルビトールが排便を促がす

 

ソルビトールって聞きなれない名前ですね。

これは、植物に含まれている糖類の一種で、糖アルコールと呼ばれるものです。

リンゴやプラムなどにも含まれていますよ。

 

ソルビトールには便を柔らかくする作用があるので、下剤に使われることもあるくらいなんです。

 

プルーンにはこのソルビトールが含まれていることから、穏やかに排便を促す効果があるのです。

 

さらに、水溶性食物繊維にも、硬くなった便を柔らかくする作用があるので、ダブル効果で便秘に効くのです。

 

 

 

赤ちゃんの便秘 プルーンはいつから与える ?

では、赤ちゃんにはプルーンをいつから与えることができるのでしょう ?

 

果汁やペースト、ドライフルーツ、生のプルーンなど、いくつか種類がありますが、基本的には離乳食が始まってからです。つまり、生後5～6ヵ月くらいからです。

 

でも、便秘解消のためなら、生後3ヵ月くらいから果汁を2倍くらいに薄めて飲ませるのもOKです。

 

 

 

 

赤ちゃんの便秘 プルーンの量は ?

果汁なら

いちばん簡単なのは粉末の果汁プルーンです。

これを水に溶いて与えます。

 

初めは薄めに溶いて与えるのが良いでしょう。

通常の倍に白湯で薄めます。

 

量は1回にスプーン1杯からとして、1日に与える限度は2倍に薄めた場合 月齢 x 10ccです。たとえば生後5ヵ月なら5 x 10 = 50ccまでが目安です。

 

ペーストなら

ペースト状のプルーンならティースプーン1杯から離乳食やヨーグルトに混ぜて与えます。

様子を見ながら、ティースプーン2杯程度まで増やしても良いですよ。

 

また、水に溶いて与えることもできます。

この場合は、ティースプーン1杯のプルーンペーストを水または白湯50ccくらいに溶かして与えます。こちらも様子を見ながら2杯まで量を増やしても良いですよ。

 

ドライプルーンなら

ドライプルーンは手に入りやすいですし、保存がきくので重宝します。

 

でも、ドライプルーンは口の中にくっつきやすいので、与えるときは電子レンジで柔らかくして、さらにすりこぎでペースト状になるまですりつぶします。

ですから、はじめからペースト状のプルーンを購入した方が楽ですね。

 

生のプルーンなら

皮をむいて実をスプーンやフォークで潰して与えます。

すりおろしても良いですよ。

 

量は、5～6ヵ月ならスプーン1杯くらい。

ただし、滑らかになるまですりつぶすか、すりおろすなどして与えます。

 

月齢に応じて徐々に増やして、生後1年くらいなら40～50gくらいまでが目安です。

あ、種がありますから必ず取り除いてくださいね。

 

あと、生の場合だと稀にアレルギーが出ることがあります。

ですから、生はあまりおススメではありません。

 

 

いろいろ取り上げましたが、おススメは手軽に使える粉末の果汁かペーストです。

 

 

赤ちゃんの便秘　プルーンは嫌い ?

じつは、プルーンを食べてくれない赤ちゃんも結構いるんです。

理由は、きっと大人と同じだと思います。

 

プルーンは、味が濃い、渋みというかエグミがというか苦味を感じる、独特の香りがする、などの理由で嫌いな人もいます。

 

赤ちゃんもやはり、プルーンだと食べてくれない子もいるようです。

 

もし、あなたの赤ちゃんがプルーンを食べてくれない場合は、ほかにも便秘解消に役立つ食べ物や手段がありますよ。

 

こちらも参考にどうぞです。

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おわりに

いかがでしたか ?

赤ちゃんの便秘に効果があると言われるプルーンについて、効果の理由、いつから与えられるか、そして、与える場合の量についてお伝えしましたが参考になりましたでしょうか ?

 

最後までお読みくださってありがとうございました。