便秘は大人でも辛くイヤなものです。
まして、赤ちゃんが便秘になってしまうと、苦しいんじゃないか ? って心配になりますよね。
生後1ヵ月くらいから早くも便秘になる赤ちゃんも珍しくありません。
うちの子のように離乳食を始めた途端に便秘になるケースも多いようです。
でも、初めにお伝えしておきますが、1~2日うんちが出なくても元気にお乳やミルクを飲んでくれたり、離乳食を食べてくれるなら心配いりませんよ。
ぐったりして元気がないとか、激しく泣く場合は、便秘のほかに病気の可能性がありますから、小児科で診てもらうことをおすすめします。
素人判断で心配しているよりは、一度小児科の先生に診てもらえば、安心できます。
便秘の対処はそれから、安心したうえで行うと良いですよ。
ここでは、赤ちゃんが便秘になったときに、私たち夫婦が試した便秘対策についてお伝えしたいと思います。
赤ちゃんの便秘はマッサージで治る ?
よく、赤ちゃんが便秘になったら、お腹をマッサージしてあげるといいって言いますよね。
私たちも産院で教えてもらったのでやってみました。
軽い便秘なら効果があります。
やり方はこうです。
①赤ちゃんを仰向けに寝かせる
②手のひらを赤ちゃんのお腹に当てて平仮名の「の」の字を書くようにやさしくマッサージしてあげます。
③これだけで腸が動きだして、中に溜まっているうんちやガスも動いてくれます。
ちなみに、このマッサージは大人にも有効ですよ。
ほかに、赤ちゃんの足を手で持ってあげて、ひざをお腹にくっつける動きや、左右の足で自転車のペダルをこぐような動きをさせてあげる方法もあります。
いずれも、マッサージや足を動かすことで腸に動きを与えて排便を促すものです。
優しくマッサージしたり、足を持って動かしてあげることでスキンシップにもなるので、赤ちゃんが安心します。
赤ちゃんの便秘にはかんちょうが必要 ?
でも・・・マッサージや足の体操をしてあげても効果がなったら・・・。
その場合は、やっぱり「イチジク浣腸」のお世話になる ?
もう少し待ってみませんか ?
かんちょうは、一時的に腹圧をあげて、便を排出する力を高めるものです。
赤ちゃん用のかんちょうもありますが、そこまでしなくても、自力の排便を少しだけ手伝ってあげる方法があります。
次の章でご説明しますね。
赤ちゃんの便秘は綿棒で解消 !?
綿棒を使って赤ちゃんの肛門を刺激する方法です。
「綿棒かんちょう」と呼ばれたりもします。
うちの子のときは、何度かこの「綿棒かんちょう」で便秘から脱出することができました。
先ほどのお腹マッサージの後で、綿棒かんちょうをするのです。
やり方はこうです。
①綿棒にベビーオイルを塗りつけます。
②綿棒を赤ちゃんのおしりの穴に入れます。
このとき、綿棒の先端部分がお尻の穴に隠れるくらいまで入れます。
それ以上は無理に入れてはいけませんよ。
③次に綿棒を優しく円を描くように動かして、お尻を刺激します。
痛がっているようなら無理をしてはいけません。
④綿棒を引き出して確認します。
うんちが付いていればもうすぐ出てきます。
ついていなければもう一度トライしてみます。
⑤しばらく繰り返すと、うんちがガッツリ出てきますよ。
うちの子の場合は、綿棒を引き抜いたとたん、「んんっ」と力んだと思ったら、「スポンッ」とうんちが飛び出しました。
文字通りうんちが「飛んだ」のです。
受ける間もなく布団の上をコロコロと転がりました。
幸い(?)硬いうんちだったので片づけは楽でしたが・・・。
すみません。リアルな話で(m(__)m)。
その後の満足そうな顔といったら・・・親としてはひと安心の一瞬でした。
綿棒は大人用を使います。 ベビー綿棒だと柄の部分が細すぎます。 それに、お尻への刺激が弱いようです。
円を描くときに、ペキッと折れてしまうことがありますよ。
おわりに
いかがでしたか ?
赤ちゃんが便秘になったときのマッサージと綿棒かんちょうについてお伝えしましたが、参考になりましたでしょうか ?
赤ちゃんは、月齢によっても、体調によっても便秘しやすいことがあります。
特に離乳食を始めると便秘になる子も多いようです。
そんなときは、ここでお伝えした方法を試してみてくださいね。
あと、離乳食をはじめているなら、食事でも便秘対策ができますよ。
こちらも参考にしていただければ・・・。
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ただの便秘だといいんだけど・・・心配な方はこちらもどうぞ。
最後までお読みくださって有難うございました。