吹雪にあったら車の運転は ? 立ち往生したら ? 備えた車の対策は ?

吹雪の中の運転

車を運転中に吹雪に遭ったらどうします ?

雪国ではしばしばそういうことありますよね。

軽い吹雪ならゆっくり慎重に車を走らせれば大丈夫ですが、ホワイトアウトになったらどうしたらよいでしょう ?

 

また、吹き溜まりなんかで立ち往生したら ?

ここではそんなときの対処についてお伝えしたいと思います。

 

あわせて万一のための車の備えについてもお伝えしますね。

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吹雪にあったら車の運転は ?

吹雪でも、ある程度視界が効くときは、減速して徐行運転で行きます。

 

先行車がいたら

前に車がいればラッキーです。
テールランプを頼りに付いて行くことができます。

このとき、車間距離がポイントです。

先行車のテールランプを見失わないように離れ過ぎに注意ですが、一方で前の車が急停車しても止まれる距離を保つ必要があります。

ただ、この距離を保ちながらの運転は、かなり緊張します。

 

自分が先頭なら

もしも、運悪く自分が先頭車だったらどうでしょう ?

街中ならちょっと左の上を見てください。

街中ではたいてい道路沿いに電信柱が一定間隔で並んでいます。

そうです。道の左側には電柱があって、その上には電線が張られているはずです。

雪の山で左右が分かりにくくても、電柱は必ず雪の山より上に出ていますから、電柱と電線が見えれば道路が続いている方向が分かります。

電柱や電線に沿って徐行運転をしてゆけば道から外れることはありません。

最徐行しなければ進めないときは、ハザードランプを点けながら後続車に知らせると良いです。

 

郊外なら

もし郊外を走行中に吹雪に遭遇したら、雪国なら道路に左上を見てください。

下向きの赤い矢印が一定間隔で並んでいます。

矢羽付きポール
矢羽付きポール

 

これ、「矢羽付きポール」と言います。

道路の端がどこにあるかを示している表示板なのです。

つまり、赤い矢印は、「この真下に路側地帯の白線があるよ」と教えてくれているのです。

夜間はピカピカと光るようになっていますよ。

この矢羽付きポールが並んでいる方向に進んでゆけば道路から外れることはありません。

 

 

吹雪のときは、停車してしまうと吹き溜まりができて、車が雪に閉じ込められてしまう恐れがあります。

ですから、最徐行でもできるだけ停車しないで移動を続けた方が良いです。

 

ホワイトアウトになったら

もし、吹雪きで全く視界が効かなくなってしまったら ?

 

いわゆる、「ホワイトアウト」状態になって方向も分からなくなってしまったら、車を止めるしかありません。

 

このとき、できるだけ路肩に寄せますが、ガードレールや側溝があるかも知れませんから注意です。

 

走っているのが「盛土道路」なら、左に寄せ過ぎれば道路から転落してしまう恐れがありますから慎重に寄せて下さい。

盛土道路
盛土道路

 

停車したときの注意事項は次の章でお伝えします。

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吹雪で車が立ち往生したら ?

吹雪の中、やむなく停車させた場合は、次の点に注意しましょう。

 

排気管
排気管が雪でふさがれないように注意が必要です。

排気管がふさがれると排気ガスが車内に逆流して、一酸化炭素で中毒死してしまう恐れがあります。

 

道路の両側が土手になっている「切土道路」では吹き溜まりが発生しやすいので、特に注意が必要です。

切土道路
切土道路

 

時々社外に出て排気管の周りが雪で覆われてしまわないよう気を付けて下さい。

 

ハザードランプ
後続車に知らせるために、ハザードランプを点滅させます。

 

ブレーキランプ
時々ブレーキペダルを踏みます。

ブレーキランプはハザードランプより目立ちますから、後続車に認知されやすいですよ。

 

 

吹雪に備えた車の対策は ?

ではここで、吹雪対策として車に備えておくと良いものをお伝えしましょう。

次の通りです。

・スコップ
・ブーツ
・防寒手袋

吹雪の備え
吹雪の備え

 

これらは排気管が雪でふさがれるのを防ぐための備えです。

スノースコップはトランクルームに収納できる、柄の短いものを用意しておくと良いですよ。

 

ほかに、こんなのがあると心強いです。

 

・エマージェンシーシート
・毛布
・ホッカイロ
・飲料水
・保存食(カロリーメイト、乾パンなど)

 

これらは、車が立ち往生してしばらく車の中で吹雪をやり過ごさなければならなくなったときに役に立ちます。

 

エマージェンシーシート

エマージェンシーシートは、薄いアルミの材質で、熱を逃がさないので寒さをしのぐことができます。

車のエンジンがとまってしまって、車内が冷えてきたときに有効です。
ダッシュボードのグローブボックスに入れておくと、いざというときにすぐ取り出して使うことができますよ。

ただし、長時間になると中にこもった汗が冷えて、かえって寒くなりますので万能ではありません。

毛布などと併用が望ましいです。
毛布はさすがにグローブボックスには入りませんから、こちらはトランクに積んでおくと良いですね。

 

あと雪国にお住いの方なら次の道具は言われなくても備えていると思いますが、念のため・・・。

 

・スノーブラシ
・スノーヘルパー

 

 

おわりに

いかがでしたか ?

吹雪きに遭遇したときの対処についてお伝えしましたが参考になりましたでしょうか ?

 

ドアやサイドミラーの凍結についてはこちらをどうぞです。

>> 車のドアが凍結して開かない 閉まらない 窓も凍結 対処法は ?

>> 車のサイドミラーが凍結して開かない ! 対処法は ? 防止策は ?

 

最後までお読みくださってありがとうございます。

 

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