車のドアが凍結して開かない 閉まらない 窓も凍結 対処法は ?

車凍結

 

寒い朝、車のドアが開かない、閉まらない、その上パワーウィンドウも動かない。
急いでいるのにどうしよう ? !

いずれも寒さによる凍結が原因ですが、寒冷地では冬になると、こんなことがしばしばおこって苦労しますよね。

 

今回は、寒さで車のドアや窓が凍結した場合の対処法についてお伝えしたいと思います。
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車のドアが凍結して開かない 対処法は ?

冬場に車のドアが開かない原因は3つあります。
ひとつずつご説明しますね。

 

鍵穴の凍結
ひとつは鍵穴の凍結です。

この場合は、鍵穴に解氷スプレーを吹きかければ氷が融けて鍵を開けることができます。
解氷スプレーは、ホームセンターなどで手に入りますよ。

例として、私が使っている解氷スプレーの写真を載せておきますね。

①は全体像、②は鍵穴用のノズルを付けたところです。

 

解氷スプレー

解氷スプレー鍵用ノズル

 

ワイヤーの凍結
2つ目は、ドアハンドルとロックをつなぐワイヤーの凍結です。

何らかの理由によって、ワイヤーとそれを通すパイプの間に水分が入り込んで凍結するとドアが開かなくなってしまいます。

これは、直接解氷することができませんから、車を温めるしかありません。

どうやって ? !

 

どこか、一か所でも開くドアを探して社内に入り込んでエンジンをスタートさせるのです。
エアコンの出力を最大にして、風向きをドアに当たるように調整します。

そこまでいけば、あとは時間の問題で、車が温かくなればドア内のワイヤーの氷も融けて開かなかったドアが開くようになります。

 

ドアそのものの凍結
3つ目の原因としてドアそのものが車体に凍り付いていることがあります。

これは、週末しか乗らない場合に起こりがちです。

車に積もった雪が日中の太陽の熱で少し融けてドアの隙間や窓枠のゴムの部分に入り込んだものが、夜になって凍結するのです。

無理に引きはがそうとするとドア上部のゴムがちぎれてしまう恐れがあります。


この場合も鍵穴同様に、ドアの隙間から解氷スプレーを入れて、ドアを何度か前後にガタガタとゆするようにしてみると開けることができます。

一気に引き開けるのはゴムを損傷する恐れがありますからやめた方がよいですよ。

 

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車のドアが閉まらないときの対処法は ?

ドアは開いたけど、締まらない !

これも、じつはワイヤーの凍結によることが多いのです。

車自体が温まれば解消しますから、エンジンをかけてエアコンで暖房を効かせて待つしかありません。

 

ドアが閉まらないまま走行するのは危険ですから、閉まるようになるまで待たなければなりません。


そのためにも、冬はできるだけ時間に余裕をもって作業を開始したいですね。

 

そうは言っても、忙しい朝に車が温まるまで、待てない !

そういう方は、根本的な対策として、ディーラーに依頼して、ワイヤーとそれを通すパイプをグリスアップしてもらうと言う手があります。

費用は、メーカーや車種によっても異なりますが、ドア1枚につき5,000円~6,000円くらいです(平成29年11月現在)。

 

年式や車種によってはワイヤーではなく、金属棒による「リンク」を使っているタイプのものもありますが、このタイプのものは、「リンク」が凍結することはまずありません。

 

車の窓も凍結 対処法は ?

あと、パワーウィンドウも凍結します。
これは、日中融けた雪が窓とドアの隙間に入り込んで夜になって凍結することでおこります。

この場合は、無理に動かそうとしてはいけません。
モーターやワイヤーに負担かがかかって故障の原因となります。

パワーウィンドウは、充分に暖機をして、車全体が温まってから動かしましょう。

急ぐ場合は、解氷スプレーを窓とドアの隙間に吹きかけるという手があります。

 

こうして見ると、解氷スプレーって冬の万能選手ですね。

たいてい数百円から1,000円代で買えますから、1本用意しておくことをおススメします。

 

注意 ! その1
解氷スプレーは、車内に置かないで、ご自宅に置いてください。
車のドアが凍結してしまうと、解氷スプレーを取り出すことができません !

 

注意 ! その2
よく、凍結したときは、ペットボトルなどにぬるま湯を入れて凍結個所にかければすぐに解決するという方がいますが、それはしない方が良いですよ。

考えてみてください。

ぬるま湯で凍結は解消されますが、後で冷えますよね。
すると次の凍結の原因を作ることになります。

ですから、ぬるま湯をかけることはおススメできません。

 

おわりに

寒い朝は、車の雪かきだけでなく、凍結の対処もしなければなりませんから、寒冷地で車を使うのもなかなか大変です。

解凍に時間を取られて慌てて運転するのは危険につながりますから、時間に余裕を持って臨みたいですね。

 

凍結するのはドアだけではありませんよ。

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最後までお読みくださってありがとうございました。

 

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