車のサイドミラーが凍結して開かない ! 対処法は ? 防止策は ?

寒い朝、車に乗ろうとしたらサイドミラーが閉じたまま開かない !

どうやら凍結したみたい・・・。

これじゃ車を出せないよー !

北海道などの寒冷地ではしばしば起こることですが、慣れていない方には驚きの現象で、焦ってしまいますよね。

 

ここでは、車のサイドミラーが凍結してしまったときの対処法と、凍結防止策についてお伝えしたいと思います。

 

 

車のサイドミラーが凍結して開かない ! 対処法は ?

いまは、たいていの車が自動ドアミラーになっていて、リモコンなどでドアを開錠すると、「ピピッ」といって同時にドアミラーも「ウィーン」と開きますよね。

 

ところが、寒い朝などは、ドアの開錠はできても、ドアミラーは「ガッガッガッ」なんていって開かないということが起こります。

 

これ、ドアミラーが凍結してるんです。

 

モーターが強ければ、「バキバキッ」といってサイドミラーが壊れてしまうこともあります。

 

凍結した状態でドアの解錠をしても、運よくサイドミラーが壊れなかったら、「自動開閉」のスイッチを切ってください。

 

 

そして、こんな時、手動で無理やりドアミラーを開いても大丈夫でしょうか ?

凍結の程度が軽ければ、問題ありません。

 

でも、ガッチリ凍り付いている場合は、ムリに開けると部品など破損してしまうことがあります。

 

ですから、凍結したドアミラーを無理やり手動で開けるのはおススメしません。

 

こういうときは、解氷スプレーを可動部分に吹き付けてみてください。

たいていはこれでドアミラーが動くようになりますよ。

 

不幸にも、解氷スプレーを用意していなかった場合はどうしましょう ?

お湯を・・・この場合はかけません。

サイドミラーの内部に入ったお湯が冷えて、後から再び凍りついてしまいますよ。

 

こんなときは、気温が上がって自然にサイドミラーの凍結が融けるのを待つしかないのです。

 

 

車のサイドミラーの凍結防止策は ?

サイドミラーが凍結して、且つ解氷スプレーも準備していない、となると、破損覚悟で手動でミラーを開くか、気温が上がるまで待つしかありません。

 

あるいは、先ほどは「お湯をかけてはいけない」と言いましたが、再凍結を覚悟した上でお湯をかけて一時しのぎをするか、です。

 

お湯をかける場合、熱湯はNGですよ。

急激な膨張によってミラーのガラスが割れてしまうことがありますから。

どうしてもお湯をかけるのであれば、40℃くらいが妥当です。

 

 

でも、なにより大事なことは「凍結させない」こと、凍結防止が第一です。

 

この章では車のサイドミラーの凍結防止策をお伝えしますね。

 

 

 

サイドミラーはたたまないこと !
これは、凍結防止策と言うより、凍結しても、サイドミラーが開かなくなることを防止するための方法です。

 

・「自動ドアミラー格納」機能の付いていない車種
「自動ドアミラー格納」機能の付いていない車種なら、車を降りる前にサイドミラーをたたむスイッチは押さずにエンジンを切ります。

 

・「自動ドアミラー格納」機能の付いている車種
「自動ドアミラー格納」機能の付いている車種なら、「自動ドアミラー格納のON/OFF切り替え」スイッチがありますから、これをOFFにします。

 

車種によってスイッチの場所が多少異なりますから、お持ちの車のマニュアルで確認してください。

 

電動ドアミラーの操作スイッチの横にドアミラーの絵の付いたスイッチがあれば「それ」です。

 

 

あと、あらかじめ解氷スプレーをかけておくと凍りませんから、文字通り「凍結防止策」になりますよ。

 

おわりに

いかがでしたか ?

寒冷地では車のサイドミラーが凍結して動かないことは珍しくありません。

冬にサイドミラーを閉じていない車を多く見るのはこのためなんです。

 

サイドミラーが凍結した時の対処法と予防策についお伝えしましたが、参考になりましたでしょうか ?

 

ここで紹介した解氷スプレーは、鍵穴の凍結にも役立ちますよ。

 

車の鍵穴凍結の対処についてはこちらにくわしくまとめましたのでよろしければどうぞです。

>> 車のドアが凍結して開かない　閉まらない　窓も凍結　対処法は ?

 

万一吹雪に遭遇した場合は、こちらをどうぞです。

>> 吹雪にあったら車の運転は ? 立ち往生したら ?　備えた車の対策は ?

 

最後までお読みくださってありがとうございました。