風邪のとき うどんが効く ? 効果的な食べ方は ? カップ麺でもOK ?

温かいうどん

昔から、風邪のときはうどんを食べてゆっくり寝れば治りが早いって言われてますよね。

でも、本当に風邪のときうどんが効くんでしょうか ?

それほど栄養があるとも思えないけど・・・。

 

ここでは、風邪にうどんが効くのか、また、効果的な食べ方ってあるのか、そんな疑問にお答えしたいと思います。

 

さらに、うどんならカップ麺でも効果があるのかについてもあわせてお伝えしますね。

 

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風邪のとき うどんが効く ?

風邪のとき、うどんが良いと言うのにはもちろん理由があります。

順にご説明しますね。

 

消化が良い
ひとつめの理由は、なんと言っても消化が良いことです。

うどんは水分のほかは、ほとんどが炭水化物でできています。

炭水化物は消化が早くてエネルギーに変換されやすいのです。

 

風邪をひくと、体は風のウィルスと戦ってこれを撃退します。
このとき、エネルギーをたくさん使います。

 

消化の良いうどんは手っ取り早くエネルギーを得ることができるので風邪のときに適しているんです。

 

ただし、いくら消化が良いうどんでも、ツルツルッと噛まずに食べてしまうと消化が悪くなりますよ。

よく噛んで食べてくださいね。

 

体が温まる
風邪のとき、うどんが良いと言う二つ目の理由は、体が温まるということです。

じつは、体温が1度下がると免疫力は30%落ちると言われています。

体が冷えると風邪をひきやすくなるのはこのためです。

 

逆に、体温が上がると免疫力が上がります

その理由は、血流が良くなってウィルスを撃退する白血球が体中のすみずみを巡るからです。

 

また、エネルギーを生むための代謝に必要な酵素が最も活発に働けるのが体温が37度前後のときなんです。

 

ですから、体を温めることは風邪からの回復を早める上で大事なことなんですよ。

 

うどんを食べて体を温めてから、ゆっくりと休むことが回復につながると言うことなんです。

 

具材をプラス
風邪のとき、うどんが良いと言う三つ目の理由は、具材をプラスできることです。

うどん自体はクセがないので、さまざまな具材をトッピングできます。

そこで、具材のトッピングで風邪を治すのに、より効果的な食べ方ができるんです。

 

次の章でくわしくお伝えしますね。

 

 

風邪のとき うどんの効果的な食べ方は ?

風邪を治すための、うどんの効果的な食べ方は、具材をプラスすることです。

おススメの具材をご紹介しましょう。

 

たまご

生たまご

たまごは、完全栄養食品と呼ばれるくらい、栄養豊富な食べ物です。

タンパク質、ビタミン、ミネラルなど、風邪からの回復に必要な栄養素が詰まってます。

また、たまごの白身には、リゾチームという、のどの痛みや痰に効く成分が含まれています。

 

たまごの効果的な加え方

・生で入れて、半熟になったら火を止める

疲労回復に効果のあるビタミンBは熱に弱いので、たまごを落とした後はに過ぎない方が良いです。

また、たまごは半熟が一番消化に良いですよ。

 

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ねぎ

ねぎ

ねぎの白い部分に含まれているネギオールには、抗菌作用と解熱・発汗作用があります。

 

また、ねぎを刻んだときに生成されるアリシンには、疲労回復や殺菌効果、体を温めて免疫力を高める効果があります。

 

昔から、風邪をひいたときは、ねぎを食べると良いと言うのはこういう理由があったのです。

 

ねぎの効果的な加え方

・細かく刻んで切り口を多くする
・刻んでから15分くらい置く

ねぎの切り口が空気に触れることでアリシンが生成されるので、切り口を多くすることと、空気に擦れる時間を少し取った方が良いということです。

 

 

ショウガ
ショウガにも、ねぎと同様に殺菌作用と体を温める作用があります。
チューブ入りのショウガでかまいません。

うどんに添えるとホッカホカに温まりますから、風邪のとき、うどんのトッピングとして最適ですよ。

 

大根
大根にも、殺菌作用があること、ご存知でしたか ?
これは、大根の辛み成分イソチオシアネートの作用なんです。

 

加えて、大根には消化酵素のジアスターゼアミラーゼが豊富に含まれています。

ですから、消化の良いうどんが、さらに消化・吸収されやすくなりますよ。

大根おろしにして、しょうがと一緒にうどんにトッピングすると良いですよ。

これを「みぞれうどん」と言います。

大根おろしとショウガのトッピング
大根おろしとショウガのトッピング

 

大根の効果的な加え方

・火を止めてから乗せる

大根に含まれるビタミンCと消化酵素のジアスターゼは、熱に弱いですから、うどんを煮た火を止めてからトッピングすると良いですよ。

 

きのこを加える
できれば、さらにキノコを加えることで、うどんを食べる効果が増します。

きのこに含まれるベータグルカンには免疫力を高める効果があるからです。

 

でも、キノコは生では食べられないし、干しシイタケを戻すには時間がかかるのでチョット手間ですよね。

 

干しシイタケの時短戻し方を載せておきますので、よろしかったら試してみてください。

 

干しシイタケの時短戻し方

①干し椎茸をさっと水洗い
②シイタケと同量の水を耐熱容器に入れてラップをする
③レンジで3分加熱
④15分位おいて完了

 

干しシイタケ

 

風邪のとき うどんならカップ麺でもOK ?

ここまで、風邪のときにうどんを食べる効能についてお伝えしてきましたが、うどんならカップ麺でも良いのでしょうか ?

 

風邪でつらいときは、うどんを煮るのもめんどいですから、コンビニでカップ麺のうどんを買ってきて、たまごを落としてねぎを刻んで乗せたらどうでしょう ?

 

残念ながら、カップめんは本当のうどんほど消化が良くありません。

カップ麺のうどんはノンフライ麺ではなく、油を使っているからです。

 

「消化の良いもの」を摂るのが風のときの基本ですから、生めんのうどんをどうぞ。

カップ麺のうどん
カップ麺のうどん

 

おわりに

いかがでしたか ?

風邪でつらいとき、昔から定番の「うどん」は本当に効果があるのか、また、うどんを食べるならどうしたら風邪に効果的な食べ方ができるかについてお伝えしましたが、参考になりましたでしょうか ?

 

最後にまとめておきますね。

 

まとめ

・うどんは消化がよくすぐエネルギーになる
・うどんは体を温めるので免疫力が高まる
・トッピングには、たまご・ねぎがおススメ
・すりおろしショウガと大根も !
・できればキノコも

 

くれぐれもお大事に !

 

風邪のときはほかにも良い食べ物がありますよ。

>> 風邪に梅干しって効果ある? 焼くといいって本当 ?

>> 風邪に にんにくは効く !? 食べ方は ? チューブ入りでもOK ?

 

もし、どうしても食欲がないときはこちらをご参照下さいね。

>> 風邪で食欲がない でも食べないとダメ ? おすすめの食べ物は ?

 

最後までお読みくださってありがとうございました。

 

 

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