今回は、ウォシュレットが故障と思われるとき、どうしたらよいのか、そのチェックポイントについてお伝えします。
ウォシュレットの耐用年数は一般的に7年から10年、機種によっては3年から5年とも言われています。
「えーっ ? うちのはまだ2年しか経ってないのに全く動かなくなったよー。」ですって ?
全く動かない ? それなら望みはあります。
意外と気付かない電池切れ
「全く動かないのに望みがあるってどういうこと ?」
とお思いになりますよね。
じつは、全く動かないのは、リモコンの電池切れであるケースがけっこう多いのです。
リモコンには2つタイプがあって、ひとつは便座の脇に付いているもの。
こちらの場合は、リモコンの電源もウォシュレットのモーターなどと一緒で、大もとはコンセントから取っていますから、コンセントを今一度お確かめください。
意外と掃除のときなどにコンセントにぶつかったりして、抜けかかっていることがあるものです。
もうひとつはリモコンが壁に付いているタイプ。
こちらは、乾電池で動いています。
機種によって開け方は異なりますが、リモコンのカバーを開ければ乾電池が入っているのが分かります。
意外と知られていませんが、ウォシュレットのリモコンの乾電池はだいたい2~3年で消耗してしまいます。
ですから、ウォシュレットが動かなくなった場合、リモコンが壁に付いているタイプで、特にそれが取り付けから2~3年でたっているなら、まずは電池を交換してみてください。
リモコンの問題ではない場合
それでもだめならいったんウォシュレットの電源を切って入れ直します。
それもだめなら、しかたがありません。
この場合は、メーカーを呼んで修理を依頼することになります。
モーターなどの可動部分のあるものや電子部品を使用しているいわゆる家庭電化製品は故障がつきものです。
そして、高度な機能を持つものほど故障しやすいと言われています。
ですから、何年かに1度は故障する可能性があると割り切っていたほうが良いかもしれません。
機種が古い場合
ただ、機種が古いものでしたら交換部品がすでに在庫がなくなっていることもありますし、交換費用がけっこうかさんで、新製品を買う方がお得、ということもあります。
ですから、故障をできるだけ抑えるためにも、普段からお手入れは小まめにしておきましょう。
その他の故障原因例
たとえば、ノズルの水が出る穴は、水道水のカルキが付着して固まってたり、尿石その他の汚れが付着して詰まってしまうことがあります。
1~2週間に一度ノズルの掃除をしておくだけで、故障率をグッと減らすことができますよ。
おわりに
いかがでしたか ?
ウォシュレットが故障したと思っても、単なる電池切れのケースもあるということを覚えておば、落ち着いて対処できます。
ウォシュレットを使い慣れてしまうと、ウォシュレットのない生活は考えられなくなって、使えないとなんだかさっぱりしなくてイヤですよね。
大事に手入れしながら、長く使いたいものです。
ちらみに「ウォシュレット」はTOTOの登録商標ですので、一般名称の「温水洗浄便座」と読み替えてくださいね。
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