デリケートゾーンの脱毛を真剣に考えている方にとって、自宅でできる方法があればうれしいですね。人にあまり見られたくないですものね。
今回は、自宅でできるデリケートゾーンの脱毛方法についてまとめてみました。
方法としては、カミソリ、毛抜き、除毛クリーム、家庭用脱毛器があります。
それでは早速、ひとつずつ見てゆきましょう。
カミソリ・毛抜きは肌荒れのもと
まず、最も簡単なのはカミソリを使うことですが、これは脱毛ではなく剃毛です。
すぐまだ生えてきますから、定期的に続けなければなりません。
そして、剃るという行為は肌に負担をかけることになりますし、肌の弱い方はカミソリ負けをおこすことにもなりかねません。
毛抜きは無理やり毛根から引き抜くので、やはり肌にダメージを与え、その上雑菌が侵入しやすくなります。
結論として、カミソリも毛抜きも肌に負担をかけることになり、肌荒れ・黒ずみの原因となりますので、デリケートゾーンにはおススメしません。
手軽に使える除毛クリーム
除毛クリームというものがドラッグストアや通販で手に入ります。
クリームタイプのものとスプレータイプのものがあります。
いろいろな製品がでていますが、共通するのは、「チオグリコール酸カルシウム」という成分が含まれていることです。
チオグリコール酸カルシウムは、アルカリ性で、毛の主成分であるタンパク質を溶かす働きがあります。
塗って5分くらい放置して毛を溶かしてからシャワーなどで洗い流すのが基本的な使い方です。
手軽な方法ではありますが、毛のタンパク質を溶かすということは、当然肌にも影響があります。
肌の弱い方はトラブルを起こす可能性がありますので、一度無難な部位で確かめてからお使いになることをおススメします。
こちらも脱毛ではなく、あくまでも除毛です。
毛根が残りますので、永久的なものではなく、数日で生えてきます。カミソリで剃るよりは長持ちするようですが・・・。
調べたところでは、肌荒れを防ぐためにアロエエキスなどの肌を守る成分を含んだ製品も出ているようです。
家庭用脱毛器
色々な家庭用脱毛器がありますが、主流は光脱毛器と呼ばれるタイプです。
その原理は、毛に複数の波長の光を当てることで、毛根を熱で変質させて毛が抜け落ちるように仕向けるというものです。
毛根にとってはある意味必殺光線といえるかも・・・。
これは、光が黒い色に吸収される性質を利用しているのです。
ですから、ほくろがある場所は専用のマスキングなどを使って保護することを忘れてはいけません。
使い方は簡単で、まず脱毛したい部分の毛を軽く剃って(このとき、完全に剃ってしまうと光脱毛の効果がえられませんので、決して深剃りしてはいけません)、器具を当てて光を照射するだけです。
光の強さや、毛の太さなどによって差がでますが、毛が抜けるまでには、おおむね2週間程度かかるようです。
この方法も永久脱毛ではありませんから、いずれまた毛が生えてきます。
ですから次の毛が生えてきたら再度光を照射します。
これを繰り返すうちに次第に毛が生える周期が長くなると言われています。
以上、いくつかの方法を見てきましたが、自宅でできるのはここまでで、永久脱毛を行うには、医療機関でレーザーを使った施術を受けなければなりません。
余談ですが、「永久脱毛」というのは、もう一生毛が生えないということではなく、一定期間以上毛が生えないということです。
(米国電気脱毛協会(American Electrology Association)では、『最終脱毛から1ヶ月後の毛の再生率が20%以下である脱毛法』を永久脱毛としています)
おわりに
いかがでしたか ?
デリケートゾーンの脱毛について、自宅でできる方法をまとめてみましたが、参考になりましたでしょうか ?
カミソリや毛抜きを常用するのは避けるとして、手軽にできるのは、除毛クリーム(スプレー)です。
また、家庭用脱毛器は性能が格段に進歩していますので、かなり有効と考えられます。
エステに通う時間と料金を考えると、家庭用脱毛器を購入するのも良いかも知れません。
あなたなら、どれを選びますか ?
えっ ? 「料金は高いけど、アフターフォローのしっかりしたエステの魅力も捨てがたい」ですって ?
ど、どうぞお好きなように・・・。
最後までお読みくださってありがとうございました。
この記事が、お読みくださったあなたの役に立てばうれしいです。