節分の豆まきと言えば、2月のとてもポピュラーな行事としておなじみですね。
でも、本当のところ、豆まきはいつするのが正解なのでしょう ?
忘れたら翌日にしても良いのでしょうか ?
時間に決まりはあるのでしょうか ?
今回は、そんな疑問にお答えしたいと思います。
豆まきはいつやるの ?
豆まきは、節分の行事として立春の前日に行います。
各季節の始まりの日、つまり、立春・立夏・立秋・立冬の前日のことを節分と言いますが、江戸時代から特に立春の前日を指すようになりました。
ですから、現代ではだいたい2月4日の前日、つまり、2月3日が節分となりますので、豆まきは、2月3日にすることになります。
だいたいと言ったのは、立春の日は、年によって変わるため、節分もまた変わるからです。
2017年では2月3日が節分ですが、2025年には2月2日になります。
次第にずれてゆくのは、1年が365日+6時間というところからきているのです。
豆まきは忘れたら翌日していいの ?
仕事で帰りが遅くなってしまったり、他の用事でばたばたして豆まきを忘れてしまった !
こんなときは、翌日に豆まきをしても良いのでしょうか ?
はい。問題ありません。
一年の節目として、節分の日に邪気を払う豆まきをするのは、昔からの風習です。
翌日になったら豆まきのご利益が無くなってしまうわけではありません。
もちろん日がずれたら災いを呼び込むものでもありませんから、ご安心くださいね。
せっかく豆を準備したのであれば、「鬼はそとー」とスッキリ邪気を払っておきましょう !
これでこれから一年間大過なく過ごせる、という気持ちになることが大事なのです。
ただ、窓を開けて大声でするのは、ご近所の手前、控えた方がよいかも・・・。
豆まきの時間は?
幼稚園や保育園の行事や、神社などでは日中に豆まきを行いますが、一般家庭ではたいてい夜に豆まきしますよね。
豆まきは、日中と夜のどちらに行うのが正しいやりかたなのでしょうか ?
じつは、鬼は丑寅(うしとら)の時刻、つまり午前2時から4時にかけて現れると言われています。
ですから、豆まきは、本当は夜中に行うのが正しいやり方なのです。
とは言っても夜中に豆まきするのは現実的ではありませんから、暗くなってからであれば何時でもお好きな時間に行ってください。
特に小さな子供さんがいるご家庭では、あまり遅くならない方がよいですね。
おわりに
いかがでしたか ?
豆まきは、立春の前の日の何時に行うものである、と言う厳密な決まりはありませから、たとえ一日遅れたとしても、元気に豆まきして一年分の災いをすっとばしてしまいませんか ?
これで災厄がはらえた、と思う気持ちになれれば少し遅れようが時間が何時だろうがOKですよ !
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最後までお読みくださってありがとうございました。