あさりは離乳食にできる ? アレルギーの心配は ? 冷凍したら ?

離乳食

あさりは、味噌汁、酒蒸し、クラムチャウダーなど美味しい食べかたが一杯ですね。

この美味しいあさり、赤ちゃんの離乳食にできるでしょうか ?

 

ぷりぷりしてその食感が良いのですが、赤ちゃんには硬すぎるかも ?
ちょっと心配ですよね。

あと、アレルギーを起こさないか、これもたいへん心配なところです。

ここでは、あさりを赤ちゃんの離乳食にできるか ?
アレルギーの心配はないかについてお伝えします。

あわせて、冷凍しちゃっても赤ちゃんに食べさせられるかについてもお伝えしますね。

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あさりは離乳食にできる ?

初めに答えを言いますね。

Yes です !

 

あさりは、血液を作るのに不可欠な鉄分やビタミンB12を多く含んでいるほか、心筋、脳、目の網膜の発育に必要とされるタウリンも豊富に含まれています。

ですから、あさりは赤ちゃんの成長のためにも適した食材なんですよ。

でも、時期と食べさせ方に注意が必要なんです

 

いつから ?
一般的には、9ヵ月目(離乳食後期/カミカミ期)くらいから大丈夫と言われていますが、噛むことに少しなれた1歳くらいからが安心ですよ。

理由は、冒頭にのべたように、あさりは身がぷりぷりして少し硬いし、あまり消化が良い食材とは言えないからです。

 

 

食べさせ方は ?
基本は次の3つです。

離乳食としてのあさりの食べさせ方

・新鮮であること
・しっかり加熱調理すること
・身は細かく、みじん切りにすること

 

魚介類ですから、ノロウィルスや腸炎ビブリオ菌が付着していないとは言い切れません。
魚介類を離乳食に用いる場合は、加熱調理が基本ですよね。

あと、噛めるようになったとはいえ、赤ちゃんの消化能力はまだまだ未熟です。

あさりのような身の硬いものは、加熱して、粗熱がとれたらみじん切りにしてあげると消化能力の低い赤ちゃんでも安心ですよ。

 

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おススメのメニューは ?
あさりを離乳食に用いる場合、特におススメは次のメニューです。
汁物にすると、あさりの栄養が溶けこんでいて離乳食には持ってこいですよ。

おすすめのあさり離乳食メニュー

・お味噌汁
・お吸い物
・クリームシチュー
・あさりのスープ

酒蒸しなんかも、調理によってアルコール分が飛んでしまうので細かく刻めば問題ありませんよ。

あさりの味噌汁

あさりのクリームシチュー

あさりの酒蒸し

 

あさりの離乳食 アレルギーの心配は ?

あさりも魚介類のひとつですから、アレルギーの可能性はあります。
あまり例は多くないようですが、やはり注意は必用ですね。

でも、あさりでアレルギーが出るかどうかは、実際食べさせてみるまで分かりませんよね。

アレルギーの症状としては次のような例がありますからまず、これらの症状が出ないかよく観察してあげてくださいね。

1歳くらいだと、赤ちゃんはまだ話ができませんから、親が状態を見てあげるしかありません。

あさりのアレルギーを疑う兆候

・口の周辺や唇、目の周りが赤くなったり腫れたりしていないか
・顔やお腹などにじんましんが出ていないか
・痒がって身体を掻いていないか
・さかんに口を動かしていないか(口のなかが痒いかも)
・鼻水が出ていないか
・吐いていないか
・下痢を起こしていないか

 

食べさせてから、1~2時間くらいは上のような症状が出ないか注意してあげてくださいね。

 

かと言ってアレルギー怖さに可能性のあるものを何でも避けてしまうと、食べ物に対する耐性ができないまま成長していまい、かえってあとで本人がつらい思いをする可能性を高めてしまいます。

ですから、用心しつつも栄養のバランスを考えて、いろいろ食べさせた方が良いのです。

 

どうやって用心するの ?
魚介類など、アレルギーが心配な食材を初めて食べさせるときは、平日の午前中にしましょう。

理由は、万一のときに、病院が開いているからです。
土日や夜間だと、診てもらえる病院がなかなか見つけられませんからね。

念のため、用心に越したことはありませんよね。

 

ちなみに、アレルギーの検査は、1歳に満たなくても、何か月でもしてもらえます。
ですから、気になる方は小児アレルギー科を受診すると良いですよ。

でも、アレルギー検査は何らかの症状が出てからでも遅くありません。
あまり神経質にならなくても良いと思います。

 

あさりを離乳食は冷凍してもOK ?

忙しいママは、離乳食をもできればまとめて作って保存できたらちょっとだけ楽になりますよね。

あさりを離乳食にできることは分かったけど、冷凍しても大丈夫かどうか気になるところです。

 

あさりを使った離乳食も冷凍保存可能です。

でも注意が必要ですよ。

 

ポイントは次の2点です。

冷凍離乳食の注意点

・解凍は短時間で行う

・必ずもう一度加熱してから冷まして与える

 

室温でゆっくり解凍すると雑菌が繁殖する可能性があります。

冷凍状態で鍋に入れてそのまま加熱するか、電子レンジを使うか、いずれにしても短時間で一気に解凍して、さらに加熱殺菌して、それを冷ましてから赤ちゃんに与えてください。

 

そして、一度解凍したものは使い切ってくださいね。
再冷凍はNGですよ。

これは、あさりに限りません。
一度冷凍した食品を再冷凍すると、次に温度が高くなったときに細菌が増殖することがあるからなんです。

笑顔の赤ちゃん

 

おわりに

いかがでしたか ?

あさりは離乳食に適しているのか、アレルギーの心配はないのか、さらにあさりの離乳食を冷凍保存して良いのかについてお伝えしましたが、参考になりましたでしょうか ?

赤ちゃんにも、美味しいあさりで栄養をつけてほしいですね。

 

最後までお読みくださってありがとうございました。

 

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