暑い日がつづくと食欲なくなりますよね。
そう、いわゆる夏バテというやつです。
そんな状態でも「そうめんなら食べられる」という方多いですね。
麺が細くて口当たりがよく、ちょっと濃い目の汁(つゆ)でスルスルと・・・。
でも、そうめんばかり食べても栄養が足りなくて、夏バテ解消にはならないと言われています。
そうなんです。
そうめんは、ほとんど炭水化物(つまり糖質+食物繊維)で、ほかの栄養素に乏しいんです。ですから、そうめんと麺つゆだけでは夏バテを乗り切るどころか栄養失調になってしまいます。
そこで、ここでは夏バテ対策として、あえてそうめんで乗り切るための、ひと工夫をお伝えしたいと思います。
夏バテ対策にそうめんを使うには ?
冒頭述べたように、そうめんはほとんどが炭水化物です。
でも、そうめんはトッピングがいろいろ楽しめる食材です。
トッピングを工夫すれば夏バテ対策にそうめんを使うことだってできるんですよ。
早速、夏バテ対策のためのそうめんのトッピングをお伝えしますね。
夏バテにそうめんの効果は ?
そうめんは、トッピングのひと工夫でしっかり栄養を摂るとこができます。
では、夏バテにはどんなトッピングが効果的でしようか ?
夏バテ対策に効果的な栄養素は、糖質とビタミンB1です。
ビタミンB1は、糖質をエネルギーに変えるために不可欠な栄養素で、疲労回復効果があるからです。
糖質はそうめんで摂れますから、あとはトッピングでビタミンB1を補ってやれば良いのです。
ビタミンB1を多く含む食材と言えば、豚肉、レバー、うなぎなどがあげられますが、まだまだたくさんあるんですよ。
ざっとあげてみますね。
豚肉
レバー
うなぎ
ハム
たらこ
焼豚
ベーコン
なっとう
かつおぶし
干ししいたけ
焼きのり
たまご
ビタミンB1を多く含む食材ってけっこうあることが分かりますね。
これらの中から、そうめんのトッピングとして合いそうなものを選んでみましょう。
・豚肉なら冷しゃぶにして乗せる
・うなぎはかば焼きをひと口大に切って乗せる
・納豆をかき混ぜてから乗せる
・たらこをひと口大に切って乗せる(ほぐしても良い)
・たまごなら温泉卵にして乗せる
冷しゃぶを作るのは面倒という方は、豚肉の代わりにハムやベーコンを細く切ってトッピングにすれば手軽ですよ。
温泉卵の作り方
①丼に卵を入れる
②沸騰した湯を注いで蓋をする
③15分置くとできあがり
あと、おすすめのトッピングとしてはオクラをさっと塩ゆでして刻んだものや、ヤマイモや長芋をすりおろしたものも良いですよ。
オクラやヤマイモなどのネバネバ成分は、弱った胃腸を保護してくれますからね。
あわせて梅干し(種を取ったもの)を細かく刻んでオクラやヤマイモに加えても良いですよ。
クエン酸の酸っぱさが食欲を増進させてくれます。
夏バテにそうめんが人気の理由はこれ !
夏バテにそうめんが人気の一番の理由は、ずはり、食べやすいからです。
食欲が落ちても食べられる。
これを利用しない手はありませんよね。
しかもそうめんはごく短時間でゆでることができるので手軽に作れます。
これが二番目の理由です。
①大きめの鍋で沸騰したお湯の中にそうめんを入れる(1人前 2束100g)
②1分30秒~2分ゆでる
③麺をザルに移して水を切る
④水をかけて粗熱がとれたらさらに流水でもみ洗い
⑤器に盛ってトッピングをして出来上がり
前の章で述べたようなトッピングの工夫で、そうめんが効果的な夏バテ対策の食事に早変わりです。
試してみたくありませんか ?
おわりに
いかがでしたか ?
栄養価が低いと言われるそうめんですが、トッピング次第で食べやすくて、しかも栄養価が高く、夏バテ予防や解消の夏バテ対策になることがお分かりいただけたと思います。
暑い夏、そうめんを上手に使ってどうぞしっかり乗り切ってくださいね !
最後までお読みくださってありがとうございました。