お墓参りって、いつ行きますか ?
お盆にお墓参りに行く方は多いと思いますが、それ以外にもお墓参りのタイミングって結構あるんですよ。
今回は、お墓参りはいつ行くのか、その時期について、また、お墓参りに行くべき時間帯についてお伝えしたいと思います。
あと、お墓参りのタブーについてもチョット触れておきますね。
お墓参りはいつ行くの? 時期は ?
御墓参りに行く時期としては、次の7つがあります。
春のお彼岸 |
春分の日(3月21日ころ)の前後3日の間 |
お盆 |
8月13日~16日の4日間 |
秋のお彼岸 |
秋分の日(9月23日ころ)の前後3日の間 |
祥月命日 |
故人が亡くなった月日 |
月命日 |
故人が亡くなった日(毎月) |
お正月 |
1月1日~7日 |
近況報告 |
進学、就職、結婚、出産などがあった時 |
どうです ?
意外と多いでしょう ?
お盆とお正月は先祖の霊がこの世に帰ってくるので、お迎えにお墓参りに行くのです。
お彼岸は、この世とあの世が一番近づく日なので、故人やご先祖様とつながりやすい日とされています。
月命日まで含めるとホント、毎月お墓参りすることになりますね。
でも、私たちには普段の生活がありますから、毎月無理してお墓参りしなくても、ご先祖様は怒りませんから、ご安心ください。
御墓参りになかなか行けないことが気になる方はこちらもあわせてどうぞ。
>> お墓参りの意味って何 ? 行けないときはどうしたらいいの ?
じつは、お墓参りはいつ行っても良いのです。
行けるときに行って、故人への想いや感謝の気持ちを伝えれば良いのです。
特に、近況報告なんかをすると、故人も安心したり、喜んだりしてくれるのではないでしょうか ?
実際にお墓に出向くのは、その気持ちを一層高めるためだと思います。
と言うことで、次はお墓参りに行くべき時間帯についてお伝えしますね。
お墓参りはいつ行くの ? 時間帯は ?
お墓参りには、午前中に行きましょう。
理由は2つあります。
1つ目は、気持ちの問題です。
故人やご先祖様を敬う気持ちから、その日はお墓参りを最優先するということです。
2つ目は、実利上の理由です。
お墓参りでは、まずお墓をキレイに掃除するところから始めますから、午前中の明るいうちに行って、掃除も余裕をもって行いましょうということです。
実際に薄暗くなってしまうと掃除も行き届かなくなってしまいますし、気持ちも急いてきますよね。
お墓の掃除については、こちらもあわせてどうぞ。
>> お墓の掃除 道具は何が必要 ? やり方は ? マナーがあるの ?
心静かに故人やご先祖様の冥福を祈り、今あることに感謝するには、やっぱり時間に余裕が必要ですよね。
お墓参りにタブーはあるの ?
お墓参りに夕方以降に行くと悪い霊が憑くという言い伝え、聞いたことあります ?
でもこれは、明るいうちにお墓参りを済ませるために言われてきたことのようです。
実際に暗くなるとお墓の掃除もままなりませんし、階段や段差がある墓地では危ないですからね。
あと、お墓で転んだらだめ、と言う言い伝えもあります。
私が子供の頃は、お墓参りに行って走りまわると、「お墓で転んだら怪我が治りにくいから走るんじゃない !」と母親に叱られました。
故人が眠る場所でバタバタ騒がしくしないように、と言うマナーを教えるためだったかも知れません。
また、昔の墓地は足場が悪かったり、墓石もしっかり建てられていなくて、倒れやすかったことから、静かにするようにと言う戒めだったかも知れませんね。
おわりに
いかがでしたか ?
お墓参りに行く時期と時間帯についてお伝えしましたが、参考になりましたでしょうか ?
お墓参りの時期を決めるのは、タイミングを逸してしまわないための昔からの知恵だと思います。
故人やご先祖様を偲び、感謝するすることは大事なことですから、たまのお墓参り、しっかりしておきたいですね。
最後までお読みくださってありがとうございました。