突然に転勤を言い渡される。
家族のことを考えて悩んだ結果、選んだのは単身赴任。
これまで、家族一緒に暮らしていたのが、別れ別れに暮らすとなると精神的にも、経済的にも大変なことがいろいろとありますよね。
でも、そうは言ってもまずは単身赴任の準備をしなければなりません。
アパートなど、住む場所の確保も必要です。
そこで、ここでは単身赴任の準備に漏れがないようにチェックリストにまとめましたのでてお伝えしますね。
さらに、家具・家電のレンタル、そして気になる赴任時の費用についてもお伝えしたいと思います。
単身赴任 準備のためのチェックリスト !
単身赴任の準備として、何が必要でしょうか ?
大事なことが抜けてしまわないように、先ずは大まかな項目をチェックリストにまとめましたのでお見せしますね。
ざっと、次のようになります。
単身赴任の準備 チェックリスト
チェック項目 |
選択肢 |
備考 |
|
□ |
住む場所の確保 |
・会社に依頼して探してもらう |
いずれの場合も会社が契約 |
□ |
家具 |
・家具付きの賃貸物件とする |
|
□ |
家電 |
・家電付きの賃貸物件とする |
|
□ |
消耗品 |
最小限は引っ越しの荷物に入れて送っておく |
|
□ |
引っ越し業者の手配 |
・自分で手配 |
自分で手配した場合は後日会社に費用を請求する |
□ |
住民票 |
・移動する |
|
□ |
運転免許更新 |
住所変更 単身赴任中に更新時期がきたときの対処が必要 |
住民票や運転免許証の手続きについてはこちらに詳しくまとめましたのでご参照くださいね。
>> 単身赴任 住民票の移動は必要 ? 住宅ローン控除は ? 児童手当は ?
>> 単身赴任 住民票を移動しないで免許更新は ? 車検は ? 車購入できる ?
では、さっそくひとつずつ詳しく見てゆきましょうね。
住む場所(アパート)の確保
転勤命令がいつ出されるかにもよりますが、たいていの場合、ご自分で探すには時間的に無理があって難しいと思います。
ですので、会社に希望条件を伝えて、探してもらうのが良いですよ。
たいていの会社では総務・人事部がやってくれます。
会社の寮扱いで、適当な物件を借り上げるのが一般的です。
こちらの希望として、あらかじめ会社に伝えるべき項目の例をお伝えしますね。
最寄りの駅の候補 : 通勤時間 は〇〇分くらいの駅にしてほしい。 環境 : にぎやかな繁華街が近い方が良いとか、静かな住宅街が良いとか・・・ 設備 : 家具・家電付きかどうか 住民の年齢層 : 若い住人が少ない方が良いとか。 若い住民が多いととかく静から環境になりにくくなります。
単身で転勤する場合は月額幾らまでの物件という具合に、会社の規程で上限が決まっていることが多いですから、必ずしも希望通りにはいかないかも知れません。
でも、しばらくは生活の基盤となる場所ですから、遠慮せずに、しっかりと希望を伝えることをおすすめします。
家具
家具としては、まず初めに、布団またはベッドが必要です。
それ以外の家具としては次のものが必要ですよ。
食器棚 : 台所に備え付けがあればそれを使いますが、もしなければ、水切りバットを代用しても一人分の食器なら十分ですよ。 クローゼット : 衣類を保管するクローゼットも、もしなければハンガーを掛けられるハンガーポールなどがあれば十分です。 衣装ケース : たためる衣類や下着類は、段ボール製かプラスチック製の衣装ケースを用意します。 単身赴任が終わってご自宅に戻ることを考えれば、処分の簡単な段ボール製をおすすめします。
家電
家電の必需品は次の通りです。
冷蔵庫 : ひとり暮らし用の小さなもの(自炊をしなければ80リットルくらい、自炊するなら200リットルくらい)のものでOKです。 洗濯機 : こちらも小型のもの(7kg位までは洗えるもの)で十分です。 電子レンジ : 自炊するならオーブンレンジが便利ですが、自炊をしないなら温めだけのもので十分ですよ。 掃除機 : あったほうがベターですが、私は1年間の単身赴任中使いませんでした。フローリングだったので軽くふき掃除で済ませていました。 テレビ : 一人だと寂しいのであった方がよいですよ。
住む場所(アパート)の確保のところでもお伝えしましたが、家具・家電付の物件もありますから、アパートの部屋を借り上げる際の希望として会社にお願いしてみましょう。
また、家具・家電のレンタルもありますが、これについては後の章でお伝えしますね。
消耗品
トイレットペーパー、ティッシュ、シャンプー、石鹸など、引っ越してすぐ使うものは一通り準備して引っ越し荷物の中に入れておきましょう。
引っ越してすぐあれこれ必需品を買いに歩くのは疲れますし、意外と時間がかかるものです。
単身赴任の準備 家電はレンタル ?
家具・家電付の賃貸物件だと、主だった家具・家電が初めから揃っていて楽です。
もし、賃貸物件に付いていない場合は、家具・家電のレンタルもあります。
単身赴任でベッドや布団、テレビなどを購入しても単身赴任が終わって自宅に戻るときに処分しなければならないので面倒ですよね。
ですから、レンタルで済ませることができる物はレンタルがおすすめです。
期間が長ければ割安になりますよ。
例えば、こんなのがありますので、ご参考までに・・・。
単身赴任の準備 費用は ?
単身赴任の引っ越し費用は当然会社もちです。
会社によっては引っ越し業者の手配までしてくれて、請求も直接会社に行くようにしてくれるところもあります。
ご自分で引っ越し業者手配する場合は、支払ったときの領収書をなくしてはいけませんよ。
後日会社に費用を請求する際に必要ですからね。
あと、転勤準備金としてある程度のお金を支給してくれる会社もあります。
転勤準備金は、家具・家電のレンタルが見つからない時に活用できます。
また、着替えなども家に帰ったとき用のものを残して贈ることになりますから、少し買い増しの必要があることも予想されます。
そんなもろもろの準備費用として「転勤準備金」の制度がないかどうか是非とも会社の総務・人事に聞いてみてください。
たとえば単身赴任なら基本給の0.5ヵ月分の転勤準備金を支給するとか・・・。
転勤の多い会社なら、そういう制度があると思いますよ。
おわりに
いかがでしたか ?
単身赴任の準備について、チェックリストを提示して、アパートの確保をはじめ、家具・家電選びの要点までお伝えしましたが、参考になりましたでしょうか ?
あなたが単身赴任ライフを快適に過ごせますように !
最後までお読みくださってありがとうございました。