地震の直後、ガスが止まった !
給湯器もコンロも使えない !
当然、シャワーも使えないし、煮炊きもできない。
困ったー !
でも、慌てないで。
自分で復旧できるかも知れませんよ。
平成平成30年9月6日午前3時8分ころに発生した「北海道胆振東部地震」の際、我が家でもガスが出なくなりました。
その時どうやって復旧したかをお伝えしたいと思います。
目次
地震でガスが止まった ! 自動停止 ?
地震、怖いですね。 嫌ですね。
激しい揺れの間は、このまま建物がつぶれるのではないか ?
倒壊するんじやないか ? と、生きた心地もしません。
地震の揺れがおさまったら、先ずは家族の無事を確認。
そのあと、電気は点くか ? 水は出るか ? そしてガスは出るか ?
この3つは確認しますよね。
このうち、ガスが止まった場合は、自動停止の可能性があります。
最近のガスメーターはマイコンで制御されていて、揺れを検知すると、安全のためガスを自動停止させてしまうのです。
地震のときの自動停止は、都市ガスもプロパンガスも同じです。
震度 5規模以上の揺れを検知すると、ガスを停止する機能が付いているのです。
都市ガスの場合で、ガス会社自体がガスの供給を停止した場合は別ですが、そうでなければ、ガスの停止は自分で復旧することができます。
でも、ちょっと待って下さい !
その前に確認しておくべきことがあります。
地震でガスが止まった ! 確認することは ?
地震の際、マイコンガスメーターが自動的にガスを停止させた場合は、自分で復旧することができます。
でも、その前に、次のことを確認してください。
・ガスコンロや給湯器の付近でガス臭くないか ?
・ガスコンロや給湯器のガス管に亀裂などが入っていないか ?
・ガスメーターのガス管に亀裂などが入っていないか ?
順に見てゆきましょう。
ガスコンロや給湯器の付近でガス臭くないか ?
ガス臭いときはガスの復旧を試みてはいけません。
ガス漏れの恐れがあります。
速やかにガス会社に連絡してください。
万一ガスが漏れている場合は、換気扇のスイッチを入れた時に電気のスパークがガスに引火する可能性があります。 換気は、窓を開けて行ってください。
ガスコンロや給湯器のガス管に亀裂などが入っていないか ?
見える範囲のガス管を目視で確認します。
給湯器はガス管が出ている部分がありますから分かりやすいです。
ガスコンロは、レンジ台の扉を開けるとガス管が一部見えます。
確認しておきましょう。
ガスメーターのガス管に亀裂などが入っていないか ?
続いてガスメーターにつながっているガス管を見ておきます。
マンションなどの集合住宅では、玄関の扉の近くにメーターボックスの扉があります。
これを開けると、ガスメーターが見えます。
メーターにつながっているガス管を見える範囲で確認しましょう。
メーターボックスの扉を開けたとき、既にガス臭い場合はガスが漏れていると考えられます。
至急ガス会社に連絡してください。
ガス会社の連絡先はどこに書いてるの ?
たいていのガス会社はこんなステッカーを冷蔵庫とか、目につきやすいところに貼っています。
見つからなければガスメーターに緊急連絡先がぶら下がってますよ(上のガスメーターの写真参照)。
地震でガスが止まった ! 復旧方法は ?
確認が終わって、問題なければ先ほどのガスメーターに戻ります。
その前にガス栓が閉まっていることをもう一度確認してくださいね。
①メーターの上中央に小さな赤いランプが点滅していたら、ガスメーターが自動的にガスをストップしている証拠です。
②左側の黒いキャップを外すとボタンがあります。
③このボタンを押しこんで下さい。
④3分くらいで点滅が点灯に変わったら、復旧完了です。
もし、赤いランプが点滅していなければ、ガス会社が供給を呈した可能性があります。
その場合はガス会社に連絡してください。
おわりに
いかがでしたか ?
地震が起こると、様々なところに影響がでます。
中でも、電気、ガス、水道のライフラインが停止すると通常の生活が困難になってしまいます。
ここでは、その中のひとつ、ガスが止まってしまったとき、自分で復旧できるケースがあることをお伝えしましたが、参考になりましたでしょうか ?
願わくば、災害は発生してほしくありません。
でも、万一発生してしまった時は、できるだけ慌てずに対処したいですね。
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最後までお読みくださってありがとうございました。