赤ちゃんを連れた帰省となると、荷物も多いですし、公共の交通機関だと授乳できる場所を探すのが大変な場合もありますよね。
その点、車なら荷物もたくさん持てるし、車内で授乳することもできるので、自由度がたかくなって快適です(ただし、渋滞さえなけ・・・)。
でも、車ならではの気を付けなければならないこともあります。
今回は、赤ちゃんを連れて車で帰省する場合のポイントとして、移動の時間帯、授乳のお役立ち情報、そしてあれば便利なグッズについてお伝えしたいと思います。
赤ちゃん連れの帰省 車なら夜 ?
お盆や年末は必ずと言っていいほど渋滞します。
赤ちゃんも渋滞で長時間チャイルドシートに固定されてはかわいそうですよね。
そこで、赤ちゃんを連れた車での帰省は、あえて夜の移動を選択すると言う手もあります。
理由は、夜中なら渋滞が比較的少ないからです。
これは夜間の運転に慣れている方にはおすすめの方法です。
でも、夜間の運転に慣れていない方(私もそうです)にとっては、距離感、スピード感が日中とかなり違いますし、たまにしか帰省しないので、当然慣れない道を夜間移動することになって危険度は高まります。
ここは意見の分かれるところだと思いますが、私はむしろ、当日の早朝出発されることをおすすめします。
当然、いずれ渋滞に出くわすことになりますが、そこは覚悟の上で、安全を優先されてはいかがでしようか ?
それに、夜間だと社内が暗くて後部シートに乗せた赤ちゃんの様子が極めて分かりにくいです。
運転の慣れにもよりますので、一概にどちらが良いとは言えませんが参考までに比較表にしておきますね。
夜間移動 |
早朝移動 |
|
渋滞の影響 |
〇 |
△ |
運転の危険度 |
△ |
〇 |
赤ちゃんの負担 |
時間が短い分少ない |
長時間になると大きい |
赤ちゃんの様子 |
車内が暗く分かりにくい |
車内が明るく良く分かる |
休憩は ?
赤ちゃんを連れて車で長距離移動する場合は、1~2時間に1回は休憩をとるのが望ましいです。
平日だと何時頃どこのSAに着いておむつ交換とか、おおよそのタイムスケジュールがたてられるのですが、お盆や年末のラッシュ時期は目安があてになりません。
むしろ、SAごと、PAごとに休むつもりで臨んだ方が良いでしょう。
SAなどに着いたら、チャイルドシートから降ろして、おむつ替え、授乳などをしてあげて下さい。
ポイントは、帰省ルートで休憩できるSA、PAを事前にしっかりチェックしておくことです。
車内での注意
乾燥
エアコンを効かせていると、車内は乾燥します。
余談ですが、特に年末の帰省の際は、フロントガラスのくもりを防ぐためにも、車内はある程度乾燥させた方がよいので、エアコンは必須です。
でも、赤ちゃんにとっては乾燥は体を崩す原因となりますから、こまめに授乳やジュースなどを与えてしっかり水分補給をしてあげましょうね。
汗
チャイルドシートで寝かせていると、背中が汗でぬれていることがあります。
そのまま冷えると風邪を引かせてしまいますから、こまめに汗の状態もチェックしてあげてください。
背中に小さめのタオルを入れてあげると、汗をかいたら濡れたタオルを引き抜いて、乾いたタオルと交換してあげましょう。
赤ちゃん連れの帰省 授乳は ?
赤ちゃんを連れた長距離移動では、最も気になるのが授乳ですね。
ベビーコーナーのあるSAなら、授乳も楽にできますし、ミルクを作るお湯も手に入りますから安心です。
帰省ルートのSAはあらかじめ念入りに要チェックです。
もし赤ちゃんが寝ていたら、ムリ起こさずに寝かせておきましょう。
その場合でも、ミルクを作るお湯はSAのベビーコーナーで、魔法瓶に補給しておくと良いですよ。
授乳のタイミングがSAに立ち寄るときとずれてしまったら、次のPAで停車して、チョット窮屈ですが、車内で授乳しましょう。
その際に役に立つ便利グッズは次でご紹介しますね。
赤ちゃん連れの帰省 便利グッズもあるよ
ここでは、赤ちゃんを連れて車で帰省する際に、役に立つ便利グッズを2~3ご紹介しておきす。
授乳カバー
授乳カバーとか、ナーシングカバー、あるいは授乳ケープと呼ばれるものご存じですよね ?
授乳のとき、ママの肩から下の上半身をすっぽり覆って、周囲から見えないようにするやつです。
これがあると車内で授乳しているとき、近くを人が通っても外から見えせんから安心です。
帰省先でも使えますよ。
車用カーテン
あと、車の窓に取り付ける小さなカーテンもあれば便利です。
授乳ケープがなくても車内で授乳するときの目隠しになります。
100円ショップでも売ってますよ。
チャイルド・シートミラー
もう一つおすすめなのが、チャイルドシートミラーです。ベビーミラーとも言われています。
赤ちゃんが小さいうち(おおむね10kg位まで)は、チャイルドシートは後ろ向きに取り付けますよね。
でも、これだと運転席から赤ちゃんが見えません。
たいてい、ママも後部座席に乗って赤ちゃんを見ているから大丈夫ですが、運転席からも見えた方が安心できます。
特に帰省で長距離を走っているときは、ママも寝てしまって静かだと、赤ちゃんは後ろ向きなだけに、寝ているのか、それとも、もしやぐったりしていないか、とても心配です。
そこでおすすめなのがチャイルドシートミラーなんです。
取り付け方は、製品や車種によって違ってきますが、たいていは後部座席のヘッドレストに取り付けられます。
角度を調整いるとバックミラーで赤ちゃんの顔が確認できますよ。
これなら安心ですね。
それに、樹脂でできていて、割れにくいので安全です。
値段は3,000円~4,000円代が多いようです(2017.12月現在)
ただ、夜に移動される場合は、室内が暗いのでほとんど見えませんが・・・。
おわりに
いかがでしたか ?
赤ちゃんを連れて車で帰省する際の出発時間、授乳のお役立ち情報、そしてあれば便利なグッズについてお伝えしましたが、参考になりましたでしょうか ?
赤ちゃんを連れての帰省は、車に限らずなかなかたいへんです。
帰省の道中、どうぞくれぐれも無理をせずに、お気をつけて行ってらっしゃい !
最後までお読みくださってありがとうございました。
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