妊婦さんの帰省、近ければ負担も少なくてすみますが、長距離移動となるとどうでしょう?
移動手段によっても注意すべきことは変わってきます。
今回は、どんな手段で帰省しようか迷われているあなたに、移動手段ごとのポイントをお伝えしたいと思います。
妊婦さんの帰省 車は大丈夫 ?
通常、安定期となる16週(5ヵ月)~27週(7ヵ月後半)であれば旅行をしても問題ないと言われています。
でも、車の場合はどうでしょう ?
振動が問題にならないでしょうか ?
はい。ものすごい悪路を走行するのでなければ、問題はありません。
ただ、妊婦さんは疲れやすいですし、トイレが近いので、必ず1~2時間ごとに休憩をとるようにスケジュールを考えてください。
特に、ゴールデンウィークやお正月の帰省は渋滞が予想されます。
予め、休めるSAやPAをチェックしておいてこまめに休みを取りながらゆきましょう。
妊娠5ヵ月目に入ってからも、つわりが続くことがあり、その間車に酔いやすくなることも考えられますから、無理せず休みを多めに取りながら行くことをおすすめします。
妊婦さんの帰省 新幹線ならOK ?
新幹線でも問題ありません。
でも、必ず座席の予約を取ってください。
自由席だと座れる保証はありません。
間違っても立ったままはNGですよ。
座席の予約が取れない場合は、新幹線での帰省はあきらめましょう。
あと、網棚に荷物を載せるのは、全面的に旦那さんにやってもらってくださいね。
理由は、高いところに荷物を置こうとするとお腹が張るからです。
これは、避けなければなりません。
同様に、重い荷物もNGです。
これもお腹が張ります。
キャスターが付いていても乗車と降車の際には持ち上げなくてはなりません。
このときも、当然旦那さんに任せましょう。
トイレが近いので、通路側の席を取るとよいですよ。
ただ、お盆や年末のピーク時は、トイレに行くにも通路が通れないこともあって、妊婦さんにはつらいことが予想されますから、その時期は新幹線での移動は避けたほうがよろしいかと思います。
妊婦さんの帰省に飛行機は使える ?
飛行機の場合、気になるのは「気圧」ですよね。
妊娠12週(4ヶ月)から妊娠27週(7ヶ月)であれば、飛行機を利用しても母体や胎児への影響はないと考えられています。
ただ、気圧がさがることでおなかにガスが溜まりやすくなりますから、ご注意ください。
特に、搭乗前の炭酸飲料は控えた方が良いですよ。
また、32週(9ヵ月目)を過ぎたら飛行機はNGです。
10ヵ月目は臨月ですから、いつ生まれてもおかしくありません。
そんなわけで、航空会社では規定で32週までしか乗れないよう制限しています。
万一、上空で生まれたら大変ですからね。
飛行機に乗る際の注意点は、エコノミー症候群にならないように、しばしば姿勢を変える(もちろん、できる範囲で)、トイレもちょこちょこ行った方が姿勢を変えることになりますから、おすすめです。
座席はもちろん、トイレに近い通路側を取るようにします。
スクリーンの前だと広くて楽ですよ。
おわりに
いかがでしたか ?
現在妊娠中で、どんな交通手段で帰省しようかと迷われているあなたの参考になりましたでしょうか?
基本的には安定期であれば、どの交通手段で帰省しても問題はありませんが、妊婦さんはくれぐれも無理は禁物です。
体調に不安がある場合は無理に帰省せずに、次の機会や、赤ちゃんが無事生まれて首が座ってからにするとか、タイミングをずらすことをおすすめします。
また、帰省や旅行をする際には、念のために担当の産科の先生にご相談されるのが間違いないですよ。
最後までお読みくださって、有難うございました。
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