今年の日焼け対策、準備は大丈夫でしょうか ?
日差しが強くなる前に、日焼け止めを用意しておきたいですよね。
でも、敏感肌なので、日焼け止めはかえって肌に刺激があって使えないという方、意外と多いようです。
そこで気になるのが、赤ちゃん用の日焼け止めです。
これなら刺激が少ないと言われているので、肌が弱い大人でも使えるんじゃないかしら ?
でも、その分効き目が弱いんじやないかしら ?
ここでは、そんな疑問にお答えしたいと思います。
赤ちゃんの日焼け止めは大人にも使える ?
赤ちゃん用の日焼け止めは、きわめて低刺激に作られています。
ですから、敏感肌の大人が使ってもOKなんです。
理由は、「紫外線吸収剤」を使っていないからです。
代わりに「紫外線散乱剤」を使っています。
紫外線吸収剤は、日焼け防止効果が高いですが、肌への負担が大きいと言う難点があります。
一方、紫外線散乱剤は、日焼け防止効果はやや劣るものの、肌への負担が非常に小さいのです。
そこで気になるのは効果ですよね。
大人にもしっかり効果があるのか ?
もちろん、効果はあります。
ただ、汗をかいたら流れてしまいますので、塗り直しが必要です。
塗り直しさえいとわなければ、赤ちゃん用の日焼け止めは大人でも充分使えますよ。
赤ちゃんの日焼け止めの強さは ?
日焼け止め効果の目安となるSPFとPAについて触れておきますね。
その前に紫外線の種類を簡単にご説明しましょう。
紫外線には大きく2種類あります。
UVA(紫外線A波) : シワやたるみの原因となる紫外線
UVB(紫外線B波) : シミやそばかすの原因となる紫外線
SPFとPAは、どの紫外線をどれくらい防げるかを表す数値なんです。
サンプロテクションファクター(Sun Protection Factor)の略です。 主にUVB(紫外線B波)の防止効果を表します。
大きいほど効果が高く、 ~50までで、50を超えるものは50+と表記されます。
プロテクショングレイドオブUVA(Protection Grade of UVA)の略です。 主にUVA(紫外線A波)の防止効果を表します。
+、++、+++、++++の4段階があり、+が多いほど効果が高くなり ます。
一般的にSPFやPAが高いと日焼け止めの効果は高くなりますが、刺激性も高くなります。
アトピーや敏感肌でも使えるベビー用の日焼け止めは、だいたいSPFが15、PAが++までのものが多いです。
ちょっとしたお買い物や、子どもと一緒に公園で少しお遊びするくらいは、これくらいでも大丈夫です。
でも、日焼け止めを塗ったから、ずっと太陽のもとにいても大丈夫ということではありませんよ。
あくまでも、日焼けするのでの時間を長くできるということですから、日焼け止めを過信しないようご注意くださいね。
特に屋外でスポーツを楽しむとか、海水浴を楽しむ場合は、SPF 15、PA ++では効果が弱いです。
SPF 50、PA ++++くらいのものが欲しいところです。
じつは、ベビー用の日焼け止めにも、効果の強いものがありますので、2つご紹介しておきますね。
ひとつ目は、マミー UVマイルドジェルNです。
こちらは、SPF 33、PA +++です。
素肌に近い弱酸性で、ホホバオイルなどの天然うるおい成分配合が配合されています。
石鹸で落とせますよ。
そしてもうひとつは、ピジョン UVベビーミルク ウォータープルーフ SPF50+です。
こちらは、SPF 50+、PA ++++と強力です。
セラミド・ヒアルロン酸といった、肌のうるおい成分も配合されています。
ウォータープルーフタイプなので、汗や水に強く、効果が長続きしますよ。
その分、落とすときはベビーソープなどでていねいに洗い流してくださいね。
肌にやさしいベビー用の日焼け止めでも、人によって、合う、合わないの個人差があります。 使う前にパッチテストで自分の肌に合うかどうか確かめてくださいね。 パッチテスト
寝る前に腕の内側に少量塗って、朝起きて、肌が赤くなったりしていなければOKですよ。
おわりに
いかがでしたか ?
赤ちゃん用の日焼け止めは、肌の弱い方、敏感肌の大人にも使えるか、また強さはどれくらいかについてお伝えしましたが、参考になりましたでしょうか ?
赤ちゃんの日焼け止めについては他にもまとめてありますのでよろしければどうぞです。
>> 赤ちゃんに日焼け止めは安全なの ? 選び方は ? 舐めたら !?
>> 赤ちゃんの日焼け止め アトピーでも使える ? 塗り方のコツは ?
日焼け止めをじょうずに使って夏を快適にお過ごしくださいね。
最後までお読みくださって有難うございました。