結婚式の招待状が届いたけど、出席できない、或いはしたくない場合もありますよね。
理由はいろいろあると思います。
例えば既に先約がある、日にちは重なっていないけどひと月に2度の出席は経済的にキツイとか、また、それほど親しくないのに・・・など、本当にケースバイケースです。
でも、その理由、そのまま相手に伝えていいの でしょうか?
今回は、欠席理由として許されるかどうか、欠席する場合ご祝儀はどうしたら良いか、また、祝電を打つべきかなどの疑問にお答えしたいと思います。
判断のポイントは2つです。
・喜んでお祝いしてあげたいか ?
・相手の気分を害さないか ? また、失礼にならないか?
この2つを基準に考えて行動すれば、大外れにはならいと思います。
結婚式を欠席する理由として許されるのは ?
一般的に、お祝いごとを断るのは良くないと言われています。
理由は、断るとお祝いごとに水を差す恰好になって嫌がられるからです。
ですから、結婚式に招待されたら、基本は出席するのが礼儀です。
そうは言っても「今回はちょっと・・・」と言うこともありますよね。
そんな時、断る理由として、どんな理由なら許されるでしょうか ?
先約があるので・・・
これは、やむを得ない理由として理解を得られます。
身内の不幸と重なってしまって・・・
実際にそうなった場合は、やはり、事実をお伝えして欠席するしかありません。
弔事を優先するのが原則です。
体調が悪くて・・・
例えば妊娠していてつわりが辛いとか、実際に病気になってしまった場合は素直に事実を告げて欠席させて頂いて差支えありません。
あんまり親しくないし、正直、出たくないんだけど・・・
これは、さすがにそのまま伝えるのは失礼ですから、相手が友人なら親戚の結婚式と重なったとか、逆に相手が親戚なら、友人の結婚式の先約があるとか、相手の気分を害さない理由をお伝えして欠席させて頂きましょう。
お金がツライ・・・
例えば失業中で、相手がよほど親しい友人なら、「ごめん、今こんな状態だから、気持ちだけ参加させてもらいます。ほんとうにおめでとう!」と本当のことを話して祝意を伝えるのが良いでしょう。
はっきり言えるほどの間柄ではない場合、一般的には「先約がある」とか「仕事の都合でどうしても出れない」とか、やはりあたりさわりのない理由をつけて欠席させてもらうしかありません。これはもうやむを得ないと思います。
結婚式を欠席する場合でもご祝儀は出す ?
これはケースバイケースです。
体調を崩して出席できないとか、身内の不幸と重なった場合は、後でご祝儀をお渡ししましょう。
体調を崩した場合は治ったら速やかに、一方、ご不幸があった場合は忌中、つまり49日が過ぎてから送るのが原則です。
あまり親しくない場合や、経済的に苦しい場合は、欠席ならばご祝儀を出す必要はないでしょう。
結婚式を欠席する場合祝電は打った方がいい ?
これもケースバイケースですが、基本は本当にお祝いしたい気持ちがあるかどうかです。
お祝いしたい、本当は出席したいという場合は是非祝電を打ってあげて下さい。
但し、忌中の場合は控えましょう。
この場合は、忌中が過ぎてからお祝いを贈ってあげるのがよいですよ。
文面は、NTTの電話帳に掲載された例文から選ぶより、ご自分の言葉で祝意を伝えることをおススメします。
うまい、ヘタに関係なく、自分の言葉の方が気持ちが伝わりますし、祝意を表されれば受けた方はやはりうれしいものですから・・・。
あと、フラワーアレンジメントとか、ちょっとしたお祝いの品を別送するのも良いですよ。
私の場合は遠隔の友人の結婚祝いにペアグラスを贈って喜ばれたことがあります。
おわりに
おめでたい結婚式に臨まれる方に対しては、たとえ欠席するにしても祝意を伝え、それほど親しくない相手だとしても、相手の気持ちを思いやった断り方をしましょう。
最後までお読みくださってありがとうございます。