ご結婚されるあなた。おめでとうございます !
嫁入り道具を揃えたり、結婚されるまでの準備、大変だと思います。
ところで、雛人形どうされます ?
嫁入り道具として持っていかれるか、実家に残すのか、迷っていませんか ?
今回は、結婚したとき、雛人形をどうしたら良いのか、いくつかの選択肢をご紹介させて頂きます。
雛人形 結婚したら処分する !
ひとつ目の選択肢は、処分してしまうことです。
雛人形は、ご両親と祖父母が、あなたの健やかな成長と幸せを願って用意してくださったものです。
そこには、あなたの災厄を人形に引き受けてもらうと言う、厄除けの意味も含まれています。
ですから、結婚されたら、雛人形の役目もそこで終わり、その先はご自分で幸せになってゆくと言うこで、人形は処分するのが良いと言う考え方ができます。
その場合は、いままで災厄を引き受けて守ってくれたことに感謝して、供養したうえで処分してくださいね。
供養しないからと言って別に「たたり」なんてないでしょうけれど、人形には思いがこもると言いますし、供養するのが人形に対する礼儀でもあると思いますから。
雛人形 結婚したら実家に残す
ふたつめは、実家に残すという選択肢も考えられます。
結婚してから住む家のスペースの問題とかで、実質的に持って行けないこともありますよね。
その場合は、雛人形は、親が娘の幸せを願って飾ってきたものですから、ご両親はあなたが結婚された後も「実家で飾ってあなたの幸せを願っているから、だから置いていっていいよ」と、言ってくれるかも知れません。
そうしたら、毎年ひな祭りのときにご実家に帰って、ご両親と一緒にお雛様を愛でるのも良いのではないでしょうか ?
実家を訪ねる年中行事のひとつとすれば、ご両親も喜んでくれると思います。
雛人形 結婚したら娘に引き継ぐ
三番目として、結婚したら持って行って毎年飾り、娘が生まれたら引き継ぐというの選択肢も考えられます。
実際に、痛んだ人形だけを供養して取り替えて、代々雛人形を引き継いでいる方もいらっしゃいます。
ただ、娘に引き継ぐことに関しては、賛否があります。
雛人形は災厄を引き受けてくれるものだから、引き継ぐべきものではないと言う考えです。
一方で、飾り物としても価値があるものなので、大切に代々引き継ぐのが自然であると言う考えがあります。
母から娘へ、娘から孫に引き継いでいらっしるご家庭もありますが、それで災厄を引き継いで不幸に見舞われたという話は聞いたことがありません。
災厄を引き継ぐのではなく、逆に、幸せを引き継ぐという考え方もできますよね。
私はこちらの考えを取ります。
代々守ってくれてありがとう!と感謝の気持ちを持って大切に扱えば、お雛様はその気持ちに応えてくれるような気がするのですが、あなたはいかがですか ?
おわりに
今回は、結婚するときの雛人形の扱いについてまとめてみました。
いろんな意見、考え方があって、どれが正解でどれが間違いとは言えないと思います。
自分が共感できる考え方を参考にされて、最終的にはご自分でお決めくださいね。
あなたはどの考え方に共感しますか ?
最後までお読みくださってありがとうございました。
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