夏バテ対策の6つのポイント・まとめ

 

暑い日のひまわり

暑い日が続くと、体がだるくなったり、食欲が落ちたり、よく眠れなくなったりと、さまざまな不快な症状に見舞われがちですね。

こんな、「夏バテ」の効果的な対策についてまとめてみました。

 

夏バテはどうしておこるの ?

暑く、湿度の高い日が続くと体がついてゆけず、自律神経が乱れてしまいます。

これが原因となって胃腸の機能が低下したり、入眠がうまくゆかなくなったり、倦怠感を覚えたりするのです。

加えて、現代では室内でエアコンを効かせることが多いので、外に出たとき、逆に外から室内に戻ったときなど、体温調節がついてゆけず、却って夏バテを増長させてしまう結果となります。

また、汗をかくことで水溶性のビタミンや、ナトリウム、カリウムなどのミネラルも汗と一緒に体外に出て不足がちとなることも疲れやだるさの原因となります。

 

では、夏バテにならないためにはどうすればよいのか、その対策を見てゆきましょう。

 

効果的な夏バテ対策は次の6

 

①アイスや清涼飲料はほどほどに、でもなぜ ?

暑いとついアイスや清涼飲料を多く摂りがちですが、これらは糖分を多く含みますから、血糖値が上がって食欲低下の原因となります。

ただでさえ食欲が落ちる暑いときに、これでは栄養不足となって夏バテを促進します。
これが「なぜ」の答えです。

摂りすぎないようご注意ください。

 

②職場では薄手のカーディガンを羽織る

「エアコンの温度設定は高めに」とは、良く言われることです。

先に述べたように、屋内外の温度差が大きいと体がついてゆけなくなって夏バテを増長させてしまうからです。

 

でも、職場のエアコンのリモコン権は、あなたにありますか ?
もしあれば、涼しいと感じない程度に設定しましょう。

また、風が直接体に当たると疲れますから、風向を壁や天井に向けて直接体に当たらないようにして、風量も弱く、しずかにしておくのが良いです。

でも、もしリモコン権があなたにないのなら、冷え過ぎから身を守るために薄手のカーディガンなどを用意しましょう。

職場で体を冷やして、仕事が終わってから熱い外気にあたると体調をくずす原因となります。

 

③食事はバランスの良いものをしっかり食べる

暑いとさっぱりした冷たい蕎麦、冷や麦、そうめんなどで済ませがちになりますね。

それもおいしいですが、偏らずにいろいろ食べて栄養をしっかり摂ることが夏バテを防ぐ基本です。

 

肉や野菜も少しずつでもバランス良くとってタンパク質やビタミン、ミネラルを補給しましょう。

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とくに、ビタミンB類は糖をエネルギーに変換する働きがあって、疲労回復に欠かせない栄養素です。

昔から土用の丑(どようのうし)の日に「うなぎ」が食されてきたのも、このビタミンB類を豊富に含むからです。

ほかにビタミンB類を多く含むものとして、豚肉、たらこなどがあります。

 

サプリメントで補うことも良いと思いますが、頼りすぎは危険です。

却ってバランスをくずしたり、本来の食べ物を消化吸収する能力の低下につながりかねません。ですから、サプリメントはあくまでも補助とするのが良いと思います。

 

④ときには辛いものも有効

 

カレーライス

「しっかり食べろと言われても、そもそも食欲がないのに無理言うな」ですって ?
分かります。

 

そんなときは、少し辛めのカレーなどを試してみるのも良いですよ。
辛いものは胃腸を刺激して、食欲を増進させる効果があります。

肉料理にブラックペッパーを使うなど、香辛料の利用もおススメです。

 

タイなどの東南アジアやインドで香辛料の効いたスパイシーな料理が発達したのは、暑い環境で食欲を増進させる生活の知恵なのです。

試してみる価値があると思いませんか ?

 

⑤ぬるめのお風呂に入ろう !

熱いお風呂が好きな方も多いと思います。

でも、暑い日に熱いお風呂に浸かると汗がたくさん出て、ビタミンやミネラル不足を招いてよけい疲れます。

40℃以下のぬるめのお風呂にゆっくり浸かって疲れをとるのがおススメです。
エアコンで冷えた体を適度に温めることで、血流をうながして、疲労回に復効果があります。

 

さらに、リラックスすることでスムーズに眠りに入る効果も期待できます。
あと、湯上りには水分を補給しましょうね。

 

⑥できるだけ規則正しい生活をしよう !

バテ気味のときは、早く寝るにかぎります。

早寝して疲れを取り、暑くなる前に早起きして元気に一日のスタートを切りましょう !
その方が、仕事も遊びも効率よくできますよ。

 

おわりに

いかがでしたか ?
どれもシンプルで簡単にできそうですが、なかなか実行できないものですよね。

そうは言っても、気が付いたときにはすっかり夏バテになって、「しまった !」では遅いですから、そういうことにならないよう、どうぞお気を付けくださいね。

この夏も元気に乗り切りましょう !

 

最後までお読みくださってありがとうございます。

この記事が、お読みくださったあなたの役に立てばうれしいです。

 

 

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