水泳中に足がつる ! 対策は ? どうやって予防する ?

 

スイミングカール

水泳中に足がつってしまった !!
どうしよう?!

あせりますよね?

 

つる部位はふくらはぎだったり、足の指だったりしますがいずれも痛くてとても泳いではいられません。

といって水の中では座り込むわけにはいきませんし・・・。

 

ここでは、水泳中に足がつったらどうしたらよいのか、対策についてお伝えしたいと思います。
さらに、水泳中に足がつることの予防法についてもあわせてお伝えしますね。

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水泳中に足がつる ! 対策は ?

足がつるとは、足の筋肉の収縮が元に戻らなくなってしまった状態を言います。
必要以上に収縮しているため激しい痛みを伴うのです。

つった足を治すには、収縮している筋肉を伸ばしてやる必要があります。

では、どうすれば収縮した筋肉を伸ばすことができるでしょうか ?

 

初めに陸上の場合を例にご説明しますね。

そして、後で水の中でどう応用するかをお伝えします

 

ふくらはぎがつった場合
ふくらはぎがつることをこむら返りとも言いますね。

この場合はつま先を脛(すね)の方向に引き寄せることで、ふくらはぎの筋肉を伸ばすことができます。

長座して自分の手でつま先を脛側(すね)に引っ張ります。
これを静かに数回繰り返すことで足のつりは治まってきます。

 

立っているときなら、つった方の足をアキレス腱のストレッチのように伸ばしても良いですよ。つった方の足はかかとを浮かせないようにすることがコツです。

 

足の指がつった場合
足の指がつったときも、同様に自分の手でつま先を脛側(すね)に引っ張ることで治まってきます。

立っているときは、床に足の指を押し付けて、踵を上げることで手で引っ張るのと同様の効果が得られます。

 

水泳中ならどうする ?!
いよいよ、水のなかで足がつったときの対策をお伝えしますね。
上でお伝えした陸上での対策は、じつは水泳中に足がつった場合にも応用できるんです !

やり方はこうです。

水の中でつった方の足のひざを曲げて、自分の手でつま先を脛側に引っ張るのです。

泳いでいるときに足がつると焦ってしまいます。
でも、慌ててはいけません。

顔を水面から出したままでは難しければ、思い切って顔を水に浸けて手がつま先に届きやすいようにしても良いですよ。

慌ててもがくと却って水を飲んでしまったりして、危険です。

 

わたし、何度も経験していますが、この方法で無事に切り抜けてきました。

 

もうひとつ、とっておきの方法をお伝えしますね。

背泳ぎのように仰向けになってしまうのです !

手でバランスを取りながら浮いた状態をキープします。

そして、仰向けの姿勢のままで、足首を立てるのです。
そうすると、ふくらはぎの筋肉が伸びて痛みが和らいできます。

これなら足のつった状態が治まるまで、水面から顔を出したままでいられますよ。

仰向けでプカプカ浮かぶ

 

プールの場合はもっと簡単です。

底に足がつきますから、立ち止まってアキレス腱のストレッチのようにふくらはぎを伸ばすことができます。

しばしふくらはぎの筋肉を伸ばして痛みが和らいだらできるだけ早く水から上がりましょう。
体を温めることと、つった部位を優しくマッサージしてあげることで回復が早まります。

 

足の指がつった場合は、プールの底に足の指を押し付けて、踵を上げたまま少しのあいだじっとしていれば治まってきます。

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水泳中に足がつる !どうやって予防する ?

足がつる原因は大きく次の4つがあります。

足がつる原因

・電解質(ミネラル)不足
・水分不足
・冷え
・筋肉疲労

 

なぜこれらの要因が、足がつる原因になるかについてはこちらもどうぞです。

>> 足がつる 予防のためにはまず原因を知ろう ! 対策は ? 食べ物は ?

 

これらを解消することで足がつることを予防することができます。

具体的に見てゆきましょう。

 

電解質(ミネラル)不足
ナトリウム、カリウム、カルシウム、マグネシウムなどのミネラルが不足すると、足がつりやすくなります。

水泳の合間に、スポーツドリンクなどで水分とともにミネラルを補うと良いですよ。

プールサイドでは原則飲食禁止ですから、プールに入る前に飲んでおくと良いでしょう。

 

水分不足
水泳中は、意外にもたくさん汗をかいています。

運動しているので当然ですが水の中だと汗はわからないですよね。

ミネラルだけではだめで、それを溶かして電解質にするための水分が必要なんです。
ですから、水分不足も足がつる原因となるんですよ。

 

冷え
体が冷えると血行が悪くなります。

血行が悪くなると、筋肉の収縮と弛緩に必要なミネラルが充分に供給されなくなって、足がつりやすくなります。

水の中では当然体が冷えます。

ですから、水泳中は体が冷え過ぎないように、こまめに水から上がって体を温めることが大事です。

特に、下半身はよく温めてください。

プールなら、採暖室を利用して体を温めましょう。

 

筋肉疲労
筋肉の疲労物質である乳酸は足がつる原因のひとつです。

疲労が溜まらないよう、無理せずこまめに休息をとりながら泳いでくださいね。

 

水から上がって休む時は、足がつることを予防するために次のことを実行するのがおすすめですよ。

水からあがったら

・体を良く温める
・スポーツドリンクを飲む(プールなら水飲み場で水を補給する)
・足をマッサージして疲労をとり、血行を良くする

 

あと、足がつりにくい体質にするには普段の食事にも気を配るとよいですよ。

予防のための食事については先ほどご紹介したこちらもどうぞです。

足がつる 予防のためにはまず原因を知ろう ! 対策は ? 食べ物は ?

 

水から上がる女の子

 

おわりに

いかがでしたか ?

水泳中に足がつったらどうするか、対処について、そして予防についてもお伝えしましたが、参考になりましたでしょうか ?

なお、ここでご紹介した対処法は、私が試したことを記載したもので、誰でも絶対に治ることを保証するものではありません。

一番大事なことは、足がつらないように、事前のストレッチやウォーミングアップをしっかり行い、そして水に入ってからも無理はしないことです。

疲れを感じる前に水からあがることをおすすめします。

あなたが、安全に水泳を楽しめますように !

 

最後までお読みくださって、ありがとうございました。

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