中年になってから、お腹が出てきました。
かつては、少しは割れていたお腹が、柔らかくなってポッコリしてしまったのです。
これはいけない。ポッコリお腹を解消したい !
そう思って調べてみたところ、お腹が出る原因は2つあることが分かりました。
ポッコリお腹の原因
ポッコリお腹の原因は次の2つです !
①脂肪が溜まる
②お腹の筋力の低下
お腹の筋力が低下すると内蔵が支えられなくなって下がってしまいます。
それによってお腹が出て見えるのです。
内臓の下がりは、内臓を支えるインナーマッスルを鍛えることで改善されることが分かりました。
そこで、インナーマッスルを鍛えてポッコリお腹を解消するために、私は2つの対策を試してみました。
ドローイングとEMSです。
ドローイング(draw in)とは ?
1つ目の対策はドローイング(draw in)です。
美術用語の素描を指すドローイング(drawing)と間違えそうですが、ここでいうドローイングは、”draw in”と書きます。
これは、意識してお腹をへこませることで、インナーマッスルを鍛える方法です。
それでは簡単にご説明しますね。
①先ず、息を吐きながら、お腹をへこませます。
②この状態で30秒位止めてから、ゆっくり息を吸います。
③これを5セット程繰り返すだけです。
シッカリ意識してお腹をへこませることがポイントで、これによってインナーマッスルが徐々に鍛えられます。
とても簡単ですが、侮れません。
これを毎日続けていると、そのうち無意識のうちに、常にお腹をへこませる癖がついてしまうのです。
器具もいらないし、いつでも簡単にできるところが良いですね。
でも、筋肉に強い負荷をかけるわけではなく、即効性はありません。習慣化することが大切です。
EMS(Electrical Muscle Stimulation)とは ?
2つ目の対策は、EMSです。
こちらも国際郵便(Express Mail Service)とまぎらわしいですね。
EMS(Electrical Muscle Stimulation)は、パルス状の微弱電流を皮膚に流して筋肉を刺激するものです。
筋肉は脳からの電気信号によって運動しますが、外部から似た信号を与えると、脳からの信号と区別できず、本人の意思にかかわらずに筋肉が動くのです。
この原理を利用したのがEMSで、さまざまなメーカーから多数の機種が出回っています。
安いもので数千円、高いものは数万円もします。
私は4,000円程のEMSを購入して使ってみました。
あまりやり過ぎると筋肉痛になりましたので、確かに筋肉を鍛える効果があると思います。自分で腹筋運動をするのは結構キツイですし、めんどうですよね。
でも、EMSならTVを見ながらでもできるし、意思の力で頑張る必要もないので、ほとんど毎日やっています。
ドローイングとEMSの効果は ?
さて、結果はどうだったでしょう ?
ドローイングとEMSを併用して半年ほど経ったところで、健康診断に臨んだところ、1年前に比べて腹囲が3cmほど減りました。
たかだか3cmではたいしたことはないと思われますが、以前はポッコリして見えたのが、うれしいことに、今ではスッキリとした感じになったのです。
ドローイングとEMSの、どちらがより効果的だったのかは分かりませんが、インナーマッスルが鍛えられたのは間違いありません。
しかも、ほとんど努力なしです !
ドローイングを始めたころは少し努力した感がありましたが、そのうちごく自然に行うようになりました。
EMSも毎晩10分ほど着けているだけです。
ただ、筋肉を鍛えることと、脂肪を落とすことは別であることも分かりました。
見た目の体形は以前に比べて良くなったものの、腹筋が割れたわけではありません。
筋肉の上にかかっている皮下脂肪は減っていないので、ポッコリが平になって、少し硬くなっただけです。
腹筋を割りたい方はダイエットなども併用して、脂肪を落とす努力も必要かと思います。
まとめ
私が試した2つの対策は、ポッコリお腹の原因のうちのひとつ、「お腹の筋力の低下」を改善する効果があることが分かりました。
ドローイングとEMS、どちらも試して見も価値はあると思います。
とても簡単ですから、気になる方は試してみませんか ?
スッキリお腹を手に入れましょう !
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この記事が、お読みくださったあなたの役に立てばうれしいです。
では、また・・・