七夕には短冊に願い事を書いて笹に飾る。
古くからの風習ですね。
でも、短冊に書いた願い事って、叶うんでしょうか ?
ただの子どものころの遊びや夢 ?
大人だって願いを書いて叶えたいですよね ?
ここでは、そんなあなたのために、願いの叶う短冊の書き方についてお伝えしたいと思います。
あわせて、七夕の願い事はいつすれば良いのかについても触れておきますね。
七夕 願い事が叶う短冊の書き方は ?
そもそも短冊って ?
七夕の願い事は、もともと、裁縫や手芸の上達を願ったもので、「願掛け」だったのです。
宮中では願掛けのときに、糸をお供えにしていたと言います。
それが、一般に広まるようになってから、高価な糸の代わりに紙を細く切って供えるようになりました。
これが短冊の始まりです。
そして、短冊に願い事を書くようになったのは江戸時代に入ってからなんです。
寺子屋で字がうまくなるように、子供たちに短冊に文字を書かせたのが始まりと言われています。
このように、古くから伝わる短冊ですが、じつは、願いが叶う短冊の書き方にはコツがあるんです。
早速お伝えしますね。
・言い切ること
・過去形にすること
・感謝の言葉を添えること
・否定的な言葉は使わない
願い事と言えばたいてい「〇〇しますように」とか「〇〇になりますように」と、「ように」で終わる書き方をしますよね。
でも、これだと「なればいいな」程度の、思いが希薄な表現なので、自分のなかにしっかりと浸透しないのです。
言い切る
それに対して「自分は〇〇する」とか「〇〇になった」と未来の自分の姿を思い描いて言い切ってしまうと、強く意識の中に浸透するのです。
そうなった自分の姿をイメージしながら願いごとを書くのがコツですよ。
たとえば、素敵な恋人ができて、彼とラブラブになりたかったら、その状態を思い描きながら、「素敵な恋人ができました ! 有難うございます !」と書きます。
過去形で書くのは、事実として意識に定着しやすくするためです。
でも、「まだそうなっていないのに嘘はつけない。無理だ。」と感じる方はせめて現在形で言い切ってください。
上の例だとこうです。
「素敵な恋人ができます ! 有難うございます !」
感謝の言葉を添える
「有難うございます !」を付けるのは神様に対して、先にそうなったときのお礼を言っておくのです。
感謝されると神様はその感謝に応えようとしてくれるらしいですよ。
否定的な言葉は使わない
最後にもうひとつ、否定的な言葉は使わないことです。
たとえば「恋人がいないので、恋人がほしい !」
これは、二重に良くない例です。
まず、「恋人がいない」ことが強く意識されてしまい、その状態を続けることになってしまいます。
また、「恋人がほしい」と書くと、「欲しい」状態が続くことになります。
つまり、いつまでたっても恋人ができない状態が続いてしまう書き方なんです。
願いは肯定的に言い切ってしまうのが叶えるコツなのです。
感謝の言葉も忘れないでくださいね。
七夕の願い事はいつすればいい ?
七夕の願掛けだから、当然7月7日、つまり七夕祭りの当日にするものでしょう ?
と思いますよね。
ところが、違うんです。
七夕祭りは7月7日と言いますが、正しくは、7月6日の夜から7月7日までを言うのです。
ですから、短冊に願い事を書いて飾るのは7月6日のうちにしておきましょうね。
そして、7月7日のうちに片付けないと願いが叶わないとも言われていますから、7日の夜になったらサッサと片づけてしまいましょう。
片づけた後については、こちらもあわせてどうぞです。
>> 七夕の短冊 いつまで飾る ? 終わったら捨てる ? 神社でお焚き上げ ?
七夕は一年に一度です。
タイミングを逃さず、しっかり思いを込めて短冊を書いて、願いを成就させましょう !
あと、願いを叶える短冊の色を知りたい方は、あわせてこちらもどうぞです。
おわりに
いかがでしたか ?
七夕の短冊の願い事が叶う書き方についてお伝えしましたが、参考になりましたでしょうか ?
あなたの願いごとがきっと叶うと良いですね !
最後までお読みくださってありがとうございました。