人はいつ亡くなるか分かりません。
妊娠中に身内が亡くなることもあり得ます。
そんなとき、服装はどうしたらよいでしょう ?
やっぱりフォーマルが必要かしら ?
1度だけのためにフォーマルを買わないといけないの ?
そもそも妊婦は葬儀に出てはいけないって言うし、どうしたらいいの ?
こんな悩みがでてきますよね。
ここでは、葬儀に妊婦さんが出席するときの服装について、そして、そもそも出席すべきではないのかについてお伝えしたいと思います。
さらに、臨月ならどうしたら良いかについてもあわせてお伝えしますね。
葬儀 妊婦さんの服装は ?
葬儀に出席するなら、やはり基本は礼服です。
まだ、お腹があまり目立っていない時期ならば、普通の喪服、つまりブラックフォーマルを着ればよいです。
お腹まわりが苦しいようでしたら、妊婦用のブラックフォーマルがベストです。
妊婦用の喪服がないときは ?
でも、妊娠中に葬儀に出ることはふつう、あまり想定していませんよね。
ですから妊婦用の喪服、ブラックフォーマルを持っていない人の方が多いと思います。
その場合はどうしたらよいでしょうか ?
方法は3つあります。
①急いで買う
②葬儀屋さんにレンタルがないか問い合わせる
③黒や紺などのシックな服装で間に合わせる
①急いで買う
人が亡くなってもその日のうちにお葬式になることはありません。
早くて翌日がお通夜です。
ですから、訃報を受けたらすぐ妊婦さん用の喪服を買いに走ることができます。
でも1度しか着ない可能性が高いものを何万円も出して買うのはチョット避けたいと考えるのももっともですよね。
②葬儀屋さんにレンタルがないか問い合わせる
そこで、役に立つのがレンタルの喪服です。
葬儀屋さんが扱っていることが多いですから、問い合わせてみてください。
③黒や紺などのシックな服装で間に合わせる
レンタルも都合がつかなければ、あとはできるだけシックな服装で出席するしかありません。
ただ、身内はできるだけきちんと喪服を着けるのが集まってくださったほかの方々に対する礼儀ですから、できるだけ買うかレンタルするかで、喪服で臨みたいところです。
夏場でしたら黒のストッキングを着用しますが、冬場なら、黒のタイツを着けてもかまいませんよ。 ただし、あくまでも「黒」です。 色物や柄物はいけませんよ。
葬儀 そもそも妊婦さんは出席してはいけないの ?
一方で、妊婦さんは葬儀に出席してはいけないとも言われています。
妊婦がお葬式に参列すると、「赤ちゃんがあの世に連れて行かれる」とか、「赤ちゃんが霊に取り憑かれる」とか言われているのを知ってましたか ?
もちろん迷信です !
でも、気になる方は、小さな鏡を外向きにしてお腹に入れておいてください。
こうすると邪悪な霊をはね返すそうですよ。
でも、どうしてこんな迷信があるのでしょう ?
それは、妊婦さんの体を気遣ってのことなんです。
お葬式には大勢の人が集まります。
中にはなにか菌の保有者がいたりして、病気をうつされてはいけないと言うことなんです。
もうひとつ、妊婦さんは無理をしてはいけないということですね。
妊婦さんの体調を気遣っての迷信と考えれば、昔の人の優しさが伺えますね。
大好きだったおじいちゃんやおばあちゃんの葬儀、とってもお世話になった方の葬儀はぜひ出席したいと思いますよね。
迷信は気にせずどうぞご出席ください。
あ、でもあくまでも体調第一ですよ。
くれぐれも無理はしないでくださいね。
妊婦さんが臨月なら葬儀はどうする ?
さて、妊婦さんが臨月ならどうでしょう ?
やっぱり葬儀に出席しても良いものでしょうか ?
この場合、出席はおススメできません。
いつ産気づいてもおかしくない時期ですから、万一のとき、ほかの方々に迷惑をかけてしまいます。
妊婦さんは、あくまでも体を第一に考えてくださいね。
無事出産を終えて、しばらく経って母子ともに落ち着いてからゆっくりご焼香に行っても良いと思います。
おわりに
いかがでしたか ?
妊婦さんが葬儀に出席する際の服装について、また、そもそも妊婦さんは葬儀に出席してはいけないのか、さらに、臨月の場合はどうかについてもについてお伝えしましたが、参考になりましたでしょうか ?
繰り返しになりますが、妊婦さんは体調を第一に考えて出席する・しないをご判断くださいね。
葬儀に出席して体調を崩してしまっては故人もけっして喜びませんよ。
無事、元気な赤ちゃんが生まれますように !
最後までお読みくださってありがとうございました。