喪中はがきと結婚報告がかぶったら ? 旧姓の入れ方は ?

 

喪中はがき

結婚報告を使用と思っていたら身内に不幸があって、「喪中はがき」を出すことになってしまった。

 

さて、結婚報告はどうしようか ?

まさか喪中はがきで結婚報告をするわけにもいかないし、結婚報告と喪中はがきを一緒に出すのも非常識と思われそうだし・・・。

 

ここでは、そんなときどうしたら良いかについてお伝えしたいと思います。

あと、喪中はがきでの旧姓の入れ方合についてもお伝えしますね。

 

スポンサーリンク

 

喪中はがきと結婚報告がかぶったら ?

結婚した年に喪中はがきを出すことになった場合、やり方は3通りあります。

順に説明しますね。

 

先に結婚報告のはがき出す

喪中はがきは、11月中頃~12月初めにかけて出しますよね。

その前に結婚報告のはがきが間に合うのでしたら先に出してしまうのも手ですよ。

こうするとお祝い事と不幸を分けて報告することができます。

ただし、あまり間が詰まってしまうと、受け取る側は一緒に届いたのとあまり印象が変わらず、喪に服してないんじゃない ? と思われて印象がよくないかも知れません。

少なくとも1ヵ月くらい間を開けられる場合はOKだと思います。

 

結婚報告は翌年に延ばす

喪が明けるまで結婚報告を伸ばすのが最も理解が得られやすい方法です。

 

その場合、「喪中のため報告が遅くなりましたことをお詫び致します」と一言添えると相手も「ああ、そうか」と言うことになります。

 

この一文は印刷よりも手書きのほうが「仕方がなかった」という感じを伝えやすいと思います。

 

寒中見舞いで結婚報告する

喪中の結婚報告は、寒中見舞いですることもできますよ。

喪中のはがきを出したときは、年が明けてから、親しい人などに寒中見舞いを出したりしますよね。

 

その中で結婚報告をさりげなく入れても良いですよ。

ただし、寒中見舞いはあくまでも年賀状を出せなかった相ときに相手を気遣って送るものですから、結婚報告がメインになってはいけません。

控えめに書きます。

例えばこんなふうです。

 

「寒中見舞い申し上げます。

 寒い日が続いておりますが、皆様いかがお過ごしでしょうか。
 喪中のため、年頭のご挨拶を差し控えさせていただきましたが、こちらは元気でやっております。

私事ではございますが、昨年の〇〇月に結婚致しました。

本年も変わらぬお付き合いのほど、よろしくお願いいたします。」

 

あ、寒中見舞いは正確には松の内が明けてから立春(2月4日頃)の間までですから、早すぎないようにご注意くださいね。

 

豆知識 松の内とは ?

一般的には1月7日までを言いますが、大阪や京都など関西地方の一部では、古い伝統を守って1月15日までとされています。

寒中見舞いを出す時期は相手によって異なりますからご注意を !

 

寒中見舞いでの結婚報告については、こちらもあわせてどうぞです。

>> 寒中見舞いで喪中に結婚報告はOK ? 写真はNG ? 文例は ?

スポンサーリンク

 

クリスマスカードで結婚報告する ?

クリスマスカードは年賀状と違って、喪中でも送って良いと考える方もいらっしゃいます。

実際、アメリカでは近親者が亡くなった際に、クリスマスや新年の祝いを避けるという習慣はないようです。

でも、ここはやっぱり日本ですから、クリスマスカードは避けた方が無難と思いますよ。

クリスマスってお祝いのひとつですからね。

 

 

喪中はがき 旧姓の入れ方は ?

ここでもうひとつ、結婚後の喪中はがきでは旧姓をどう入れるか気になりますよね ?

やり方は次の2つとなります。

 

①喪中はがきを旧姓で出して、翌年結婚報告をする
②喪中はがきを新姓で出して括弧(かっこ)書きで旧姓を入れる

 

②の場合も、翌年になってから別途結婚報告を送ってくださいね。

 

 

 

おわりに

いかがでしたか ?

結婚報告と喪中はがきがかぶってしまったときの対処方法についてお伝えしましたが、参考になりましたでしょうか ?

 

お祝い事と弔事が重なることって意外とあるものですよね。

 

喪中についてはこんな記事もありますよ。

>> 父が亡くなった ! 喪中はがきの差出人は夫婦連名 ? 続柄は何て書く ?

>> 喪中はがきに一言添えはダメ ?  OKの例は ? 引越し案内なら ?

>> 寒中見舞い 喪中の相手には出すべき ? いつ出すの ? タブーはあるの ?

>> 喪中の正月 飾りをしてもいいの ? 挨拶や料理はどうする ?

>> 喪中のお歳暮はどうしたらいい ? マナーは ? お返しは ?

>> 年賀状の喪中の期間と範囲は ? 喪中はがきはいつまでにだせばいいの ?

 

最後までお読みくださってありがとうございました。

 

スポンサーリンク