押入れのカビ 3つの原因と4つの予防法とは ?

押入れ

ある日ふと気づいた押入れの臭い。

もしかして、この臭いはカビ !?

 

押入れは普段あまり奥までみませんよね。

それだけに掃除もおろそかになりがちです。

 

放っておくとカビが生えてしまうことも・・・。

 

毎日寝る布団にカビの胞子がついたら、健康に影響します。

それに、気持ち悪いですよね。

 

ここでは、そうならないための押入れのカビの予防法についてお伝えしたいと思います。

 

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押入れのカビ 3つの原因とは ?

押入れのカビを防ぐには、まず原因を知っておきましょう。

原因が分かると予防策が立てやすくなります。

 

では早速原因を特定しておきましょう。

 

湿気が多くなりがち

カビは「湿気」を好みます。

押入れの湿気を防ぐことがカビ防止の基本となります。

 

とくに、布団は寝ている間の汗を吸っています。

一般的に人は寝ている間に、一晩でコップ1杯から1杯半の汗を書くと言われています。

その布団をしまうわけですから、当然押入れには湿気が溜まりがちになりますよね

 

空気がよどむ

大抵のご家庭では、押入れは閉め切っています。

押入れにはいろいろなものを収納しているので、できるだけ目に触れないようにしたい。

分かります !

でも、閉めきることで、空気がよどんでしまいます。

 

空気が澱むと湿気が逃げませんから、カビが喜びます。

 

ホコリが溜まりやすい

押入れは毎日の布団の上げ下ろしだけでもホコリが出ます。

 

普段あまり押入れの奥なんか見ませんよね。

たまに見るとけっこうなホコリですよ。

 

ホコリが溜まると、カビの大好きな湿気を吸います。

 

押入れのカビ 4つの予防法はこれ !

 

上の章で、押入れのカビの原因を3つあげましたね。

カビを予防するには、これらの3つの原因を取り除いて、押入れに湿気がこもらないようにすればよいと言うことですね。

 

そのためには次のことをおススメします。

 

ものを入れすぎない

押入れは収納スペースとして重宝しますよね。

夏しか使わない扇風機を冬の間入れておくとか、1年に一度しか出さない雛人形を入れておくとか・・・。

 

次々と収納してゆくと、空気の流れが悪くなって湿気がこもりがちになります。

 

できるだけ空気の通り道ができるようにすることで湿気を逃すことができます。

要は「ものを入れ過ぎない」ことです。

 

戸は開けっ放しに

もうひとつ、押入れの湿気を逃すには戸を閉めないことです。

押入れの戸は常に開けたままにしておきます。

(ただし、お客様がくると気だけは閉めておきましょうね)

 

布団はすぐにしまわない

朝起きたら、さっさと布団を畳んで押入れにしまう方、多いですよね。

でもチョット待ってください。

 

布団はさっき言いましたように寝ている間の汗を吸っています。

すぐに畳んでしまうと布団が湿ったまま押入れに置かれることになります。

 

掛け布団を裏返しに脇に置いて、敷布団をむき出しにした状態で放置します。

目安は20~30分。

 

その間に洗顔、トイレ、着替えなど、あるいは先に朝食を先に済ませておきましょう。

(朝の時間は有効に・・・ですね)

 

20~30分経ったらいよいよ布団を畳んで押入れにしまいます。

 

こうすると、カビだけでなく、ダニの繁殖にも予防効果があると言われていますよ。

 

 

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すのこ板を使おう !

押入れの下の段には、すのこ板を使いましょう。

床の上に直接ものを置くと、湿気を吸いやすくなります。

すのこ板で床から少し浮かせると湿気にくくなります。

 

このとき、すのこ板は横長に使います。

つまり、すのこ板の下の横木が押入れの手前から奥の方向に平行になるように入れるのです。

 

そうすると、すのこ板の下の隙間部分が押入れの奥から手前まで空気が通ることになって湿気を溜めにくくなります。

すのこ板の置き方
すのこ板の置き方

 

押入れのカビ 予防の便利グッズは ?

押入れの中は意外とホコリがたまります。

毎日の布団の上げ下ろしだけでもホコリが出ます。

 

もうひとつ、湿気対策のために押入れの戸を開けっ放しにしていると、逆に押入れの中にほこりが入りやすくなります。

 

ホコリか溜まると湿気を吸いやすくカビの発生につながります。

ですから、ホコリはこまめに掃除することが大事です。

 

このとき、押入れ掃除に便利なグッズがあります。

平たくて長い隙間用の掃除機ノズルです。

 

私は「小久保 掃除機ノズルを使っていますが、これ、おススメですよ。

ちょうどすのこ板の下の隙間に入って、奥の方までホコリを吸い取ることができます。

延長部分をつなぐと89cmまでのばせるし、途中で折り曲げることができるので使い勝手もOKてす。

 

 

 

もう一つおススメの便利グッズがあります。

 

バイオの押入れカビキレイ」です。

 

これを押入れの天井に貼りつけておきます。

バイオのちからでカビの繁殖を抑えてくれますよ。

納豆菌のなかまが発する気体にカビを抑える効果があるんです。

 

 

 

 

おわりに

いかがでしたか ?

 

押入れのカビを予防する対策として4つお伝えしましたが参考になりましたでしようか ?

カビは、発生してしまうと処理が大変です。

 

日ごろからチョットだけ気をつけていればかなり防げるものです。

毎日寝る布団をしまうところですから、カビなんかに取りつかれないようにしたいですよね !

 

万一、不幸にして既にカビが生えてしまった場合は、こちらをどうぞ。

>> 押入れ カビ取りのコツは ? 臭いが残ったらどうする ?

 

カビの原因ともなる窓の結露対策についてはこちらをどうぞ。

>> 窓の結露 プチプチの効果は ? 貼り方は ? 夏はどうする ?

>> 窓の結露 赤ちゃんへの影響は ? 対策はどうしたらいい ?

 

 

お風呂場のカビ対策についてはこちらをどうぞ。

>> 風呂場の目地のカビ その方法はNG ! 掃除はこうしよう !

>> 風呂場の天井 カビ取りのコツは ? 防止にはこれがおすすめ !

 

最後までお読みくださってありがとうございました。

 

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