押入れ カビ取りのコツは ? 臭いが残ったらどうする ?

押入れの布団

押入れから漂うカビの臭い。

じつは、人がカビの臭いに気付いたときは、既にかなりのカビがはびこっているのです。

パッと見でカビが見当たらなくても、押入れの奥の方にカビの集落ができていたりします。

 

この場合は、意を決して押入れのカビ取りを行う必要があります。

布団にカビの胞子がついていると思うと、気持ち悪いですよね。

 

もし、小さな子供がいるとしたらなおさらカビはしっかり掃除してしまわないと、健康に害が及んでからでは遅いですからね。

 

ここでは、カビ取りのコツをしっかりお伝えしたいと思います。

さらに、カビ取りの後に臭いが残ったらどうしたら良いかについてもお伝えしますね。

 

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押入れ カビ取りのコツは ?

はっきり言って押入れのカビ取りはたいへんです。

覚悟してください !

 

何が大変って、まず押入れの中の物を全部出すことから始めるので、チョットした大掃除になるからです。

 

ですから、天気の良さそうな日で半日押入れのカビ取り作業にあてても良い日を選んでください。

 

それではいよいよ押入れのカビ取りの手順とコツをお伝えしますね。

 

 

用意するもの
まず初めに次のものを用意しておきます。

・アルコール
・スプレーボトル
・雑巾(たくさん使います)

 

アルコールはドラッグストアで売っている消毒用エタノールでよいですよ。
消毒用エタノールは薄めないで使います。

 

スプレーボトルはアルコールを入れても大丈夫なものを選びます(ボトルにアルコール使用可かどうか書いてます)。

 

アルコールをスプレーボトルに入れておきます。

 

雑巾は、カビのはびこり方の程度によりますが、最低10枚、できれば20枚くらいは用意した方がよいです。

理由は後でわかります。

 

布団を干す
初めにふとんを出して天日干しにしておきましょう。

普段ふとん干しをしない方は良いチャンスですよ。

 

押入れを空っぽに !
必要なものが用意できたら、押入れの中の物をすべて取り出します。

このとき、収納していたものにカビが付いていないか確認してください。

 

もし、カビがついていたら用意しておいた雑巾にアルコールをスプレーしたもので丁寧に拭き取ります。

 

このとき、直接カビにアルコールをスプレーしないのがコツです。

直接スプレーすると、風圧でカビの胞子が飛び散ってしまいます。

 

カビを拭き取ったらキレイな雑巾にアルコールをスプレーしてもう一度拭いておきます。

 

カビはアルコールに弱いのでダメ押しをしておくのです。

アルコールによる二度拭きがコツです。

キレイな雑巾を二度拭きに使います。
これが雑巾をたくさん用意する理由です。

アルコールスプレーと雑巾

 

 

ものを減らす
押入れを空にするとき、ほとんど使うことのない「死蔵」しているものが出てきたら、思い切って処分しましょう。

汚れたままで良いですから、ごみ袋に入れてしまいます。

 

押入れの中ものを減らすことも、風通しを確保して湿気を溜めこまないために重要なことです。

 

押入れの中を掃除する
つぎに、空っぽになった押入れを掃除します。

かなりホコリが溜まっていると思います。

 

このとき、掃除機を使わず、固く絞った雑巾でホコリを拭き取るのがコツです。

 

掃除機を使うと、買い込んだカビを排気口からまき散らすことになってしまいます。

 

掃除をしながら、カビが生えている箇所を探します。

 

カビの集落を見つけたら、先ほどと同様にアルコールをスプレーした雑巾で丹念に拭き取ってから、再度きれいな雑巾にアルコールをスプレーして二度拭きしておきます。

 

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押入れの壁と天井も拭く
たとえ、カビが生えていない場所でも、アルコールをスプレーした雑巾でまんべんなく拭いておきます。

 

壁や天井に付いたカビの胞子を死滅させるためです。

 

押入れを乾燥させる
後は1~2時間程度押入れにものを入れない状態で乾燥させてください。

アルコールはすぐに蒸発しますが、最初のほこりとりで水拭きしたところはしっかり乾燥させないと再びカビが生える原因を残してしまうことになります。

 

せっかくここまで大汗かいて押入れの中をキレイにしたのですから、あと少し辛抱しましょう。

 

早く乾燥させたい方は押入れの中に向かって扇風機を回してやると効率的ですよ。

 

収納開始
押入れの中がしっかり乾いたら出したものを収納します。

このとき、できるだけ空気が通りやすいように、ものを詰め込まないようにしましょう。

 

押入れ カビ取りしても臭いが残ったらどうする ?

カビ取りは完了したけど、臭いが残っている。どうして ?

しばらくの間は壁などに臭いが浸みついて取れないことがあります。

臭う !

 

この場合は重曹を使います。

やり方はこうです。

①重曹を口の広いビンやコップなどに適量入れます。
②ガーゼや不折布、あるいは和紙などの通気性の良いもので覆って輪ゴムで止めます。
③押入れの中に置きます。

 

重曹には消臭作用と除湿作用があるのでカビの臭いを消すには効果的ですよ。

 

重曹が固くなってききたら湿気を吸ったサインです。

新しい重曹と取り替えてください。

 

 

おわりに

いかがでしたか ?

押入れにカビが生えてしまったときのカビ取り、掃除のコツについてお伝えしましたが参考になりましたでしょうか ?

 

カビの再発防止、予防についてはこちらをどうぞ。

>> 押入れのカビ 3つの原因と4つの予防法とは ?

 

カビの原因ともなる窓の結露対策についてはこちらをどうぞ。

>> 窓の結露 プチプチの効果は ? 貼り方は ? 夏はどうする ?

>> 窓の結露 赤ちゃんへの影響は ? 対策はどうしたらいい ?

 

お風呂場のカビ対策についてはこちらをどうぞ。

>> 風呂場の目地のカビ その方法はNG ! 掃除はこうしよう !

>> 風呂場の天井 カビ取りのコツは ? 防止にはこれがおすすめ !

 

カビとの縁のない快適な生活ができますように !

 

最後までお読みくださってありがとうございました。

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