栄養ドリンクは母乳に影響ある ? 授乳中に飲めるのは ?

栄養ドリンク

赤ちゃんを母乳で育てているときに風邪を引いてしまった。

風邪薬は母乳を通して赤ちゃんに影響が出るのが心配だから飲みたくないし・・・。

せめて栄養ドリンクを飲んで早く元気になりたい。

 

でも、もしかしたら栄養ドリンクも母乳に影響出るのかしら ?

飲める栄養ドリンクはあるの ?

もちろん効きそうなやつがいいんだけど・・・。

 

ここではそんな疑問にお答えしたいと思います。

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栄養ドリンクは母乳に影響ある ?

多くの栄養ドリンクは、母乳に影響を与えます。

理由は、カフェインが含まれているからです。

 

大抵の栄養ドリンクには「無水カフェイン」が含まれています。

「無水カフェイン」とは、カフェインに含まれている水分子を取り除いたものです。

 

なぜカフェインを配合しているかと言えば、カフェインには、中枢神経を興奮させる作用があるため、疲労感を一時的に取り除く効果が期待できるからです。

そしてこの効果は服用してから20~30分くらいで現れてきます。

 

つまり、いかにも「効いた !」という即効性を実感させるためにカフェインを配合しているのです。

 

しかしです。

じつはカフェインは、わずか(1%くらい)ですが、母乳を通して赤ちゃんに届けられるのです。

 

そして、そのわずかなカフェインで赤ちゃんが興奮して情緒不安定になることが知られています。

 

つまり、カフェインを含む栄養ドリンクは、母乳を通して赤ちゃんに良くない影響を与えてしまうということです。

 

有名なユンケル皇帝液も、リポビタンも、ゼナにも無水カフェインが含まれていますから、授乳中は、風邪を引いたからと言ってむやみに栄養ドリンクを飲むことは控えなければいけません。

 

それでは、授乳中は栄養ドリンクは一切飲んではいけないのでしょうか ?

ご安心ください。

ちゃんと授乳中でも飲める栄養ドリンクがありますよ。

次の章でお伝えしますね。

 

 

授乳中に飲める栄養ドリンクは ?

じつは、カフェインを含まないバージョンの栄養ドリンクが販売されているんです。

 

いくつか例を載せておきますね。

・スパークユンケルDCF
・ユンケル黄帝顆粒DCF
・リポビタンノンカフェ
・ゼナ ジンジャー
・アリナミンEXプラス(錠剤)

 

これらは、いずれもカフェインを含まないタイプの栄養ドリンクです。

かつ、効能には、「妊娠授乳期などの場合の栄養補給」としっかり記載されていますから、安心して服用できますよ。

 

注意
用法・用量は守りましょう !

栄養ドリンクは、倦怠感がキツイからと言って1日に何本も飲むものではありません。

どれも1日1回1本とか記載されていますよ。

授乳

 

ポイントは、「妊娠授乳期などの場合の栄養補給」と記載されているものを選ぶことです。

 

ただ、中にはチオビタ・ドリンクのように、「妊娠授乳期などの場合の栄養補給」と記載されていても、無水カフェイン50mgを含むものもあります。

念のためカフェインの記載も確認されることをおススメします。

 

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あと、薬局の薬剤師さんにおススメの栄養ドリンクを聞いてみるのも良いです。

 

たとえば、変わったところでは、こんなドリンクもありますよ。

 

オリヂンPゴールド内服薬
じつはこれ、プラセンタ製剤の内服液なんです。

つまり、赤ちゃんがお腹にいるとき、お母さんを繋いでいる胎盤から作られたもので、栄養の塊と言えます。

 

タウリンとか、生薬とかは配合されていませんが、栄養たっぷりなので自然に治癒力が高められて、薬よりも効くと言う方もいますよ。

 

ただ、味はプラセンタ特有の、「醤油とオイスターソースの濃いめのような味」ですので、苦手な方もいるかも知れません。

 

おわりに

いかがでしたか ?

風邪を引いたとか、疲れがたまって辛いとき、授乳中でも栄養ドリンクが欲しくなることありますよね。

 

ここでは、栄養ドリンクの母乳への影響と、授乳中に飲んで良い栄養ドリンクについてお伝えしましたが、参考になりましたでしょうか ?

 

ここでお伝えした知識を持った上で、パッケージの説明を良く読めば、授乳時に服用してよいかどうかの判断ができますよ。

 

あなたが早く風邪や疲労から回復して、母子ともに健康でありますように !

どうぞお大事に・・・。

 

最後までお読みくださってありがとうございました。

 

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