台風対策はだいじょうぶ ?

あやしい雲行き

毎年8月から11月くらいを中心として、20~30個の台風が発生して、その内の2~3個は日本に上陸しています。
台風対策、大丈夫でしょうか ? 近くに上陸してからでは遅いですよ。

今回は、台風対策として、備えておきたいことをまとめてみました。

 

台風で恐いのは、やはり窓ですね。

それというのも、窓を破られたら一気に風と雨が浸入して、家の中が台無しになってしまうからです。ガラスの破片も危険です。

 

ガラスの強度にもよりますが、一般的に風で窓ガラスが割れるのは、おおむね風速30m/sを超えるあたりだと言われています。

 

一概には言えませんが、これは多くの台風の瞬間最大風力に匹敵しますから、めったなことでは風で窓が割れることはないと考えて良さそうです。

 

しかし、風速10m/sくらいからトタン板や小物が飛ばされたりします。

 

窓は、風そのものでは割れなくても、風で飛ばされたものが当たると、意外に小さなものでも割れてしまうことがあります。

ですから、風で飛ばされたものが窓に当たることを想定しておくのが良いと思います。

 

雨戸があれば雨戸を閉める

雨戸を閉めましょう !


とは言っても、現代の住宅事情として、マンションなどの集合住宅では、多くの場合雨戸が設置されていません。

雨戸がないとき、どうすれば台風から窓を守れるのでしょうか ?

じつは、身近な材料が役に立つのです。

 

段ボールを貼る

窓の内側から、段ボールをガムテープで窓にしっかりと貼り付けます。
これで小物が当たるくらいならかなりのプロテクト効果が期待できます。

 

ガムテールを貼る

良く言われるのがガムテープです。

バッテン型や米の字型に窓いっぱいに布製のガムテープを貼ることで、ガラスが割れた時の飛散防止効果があります。

できれば、段ボールを貼った上に、さらにガムテープをバッテン型に貼ることをおススメします。

引っ越しの際に重い荷物を入れた段ボールの底が抜けないように、底にバッテン型にガムテープで補強すると良いと、以前引っ越し業者の方に教えてもらったことがあります。

そのことからも、バッテン型に貼ったガムテープには顕著な補強効果があるのだと思います。

 

カーテンも活用しよう !

ダンボールやガムテープで窓を補強したら、カーテンも活用しましょう。
カーテンを閉めて、下の部分を壁にガムテープで貼り付けます。

こうすることで、万一窓ガラスが割れても、破片が室内に飛び込むのを防ぐことができます。

 

忘れやすいのが網戸の処置

さて、以上は室内からの補強ですが、忘れてはならないことがもうひとつあります。
それは、網戸の処置です。

網戸が外れて風で飛ばされたら、他の家などに当たって被害をもたらすことも考えられます。

 

じつは網戸には、左右上方などに「外れ止め」が付いています。
メーカーによって位置や構造に違いがありますが、たいてい上部の側面を見ればそれと分かります。

ネジをドライバーで絞めるだけですから、簡単にできますので、ぜひ実行しておいてください。

 

ベランダの整理

もうひとつ忘れていけないのは、ベランダの整理です。

これも良く言われることですが、強風でベランダの物が飛ばされて窓を壊したり、ほかの家や通行人に当たっては大変です。

ベランダに物を置いている場合は、室内に入れておきましょう。

 

停電と断水対策はだいじょうぶ ?

ここまで、窓の対策について述べてきましたが、台風につきものは停電です。

強風で電線が切れたり、ときには落雷で電柱のトランスがやられたりして停電になることが予想されます。

スポンサーリンク

これは、他の災害時にもあてはまりますが、ここでも書いておきますね。

 

懐中電灯などの非常用灯火
LEDランプなど、長時間使えるものがおススメです。

非常用の水
防災用として5年くらい保存できるものを数日分を備えおきたいですね。
マンション等の高層住宅では停電するとポンプが作動しなくなって水が出なくなることが予想されますから、飲み水の確保は重要です。

トイレ用の水
水洗トイレの1回あたりの流す水量は6リットルくらいが多いようです。
この量で数日分を溜めておくことはチョット難しいですね。

台風が接近しそうなときは、水が出るうちに浴槽に溜めておくのが良いでしょう。

あと、使用後に薬剤で固めてしまう簡易トイレがあれば、いざというときに慌てずにすみます。

除菌ティッシュ
断水時のトイレの後などに手を清潔にしてくれます。

非常食
家族の人数分を最低でも1日分は備えておきたいものです。

携帯用ラジオ
停電してしまうとテレビから情報が得られなくなりますから、携帯ラジオで最新情報を入手できれば心強いです。

スマホや携帯と違って、その場にいるみんなで一緒に聞いて情報を共有出ることで、安心感が得られるのです。

予備の乾電池
懐中電灯も携帯ラジオも、電池が切れたら役に立ちませんから、予備の乾電池もストックが必要です。

懐中電灯

非常食

 

非常用の水

除菌ティッシュ

 

そのほか、停電になると冷蔵庫も電気炊飯器も電子レンジも使えません

普段当たり前に生活していますが、電気が使えなくなるだけで、生活がままならなくなってしまうことを思い知らされますね。

ちなみに、冷蔵庫は停電しても2~3時間は庫内の温度を冷たい状態で保つことができます。
冷凍庫は倍の4時間くらいは大丈夫です。

庫内の温度を保つためにできるだけ開閉はひかえた方が良いですよ。

 

おわりに

いかがでしたか ?

台風は、自然災害なので防ぎようはないとはいえ、できることは備えて、被害を最小限にしたいですね。
あなたは、台風対策の準備、できていますか ?

 

最後までお読みくださってありがとうございます。

この記事がお読みくださったあなたの役に立てばうれしいです。

 

 

スポンサーリンク