車庫入れが苦手 !!
あなただけではありません。意外と多いんです。
じつは、私も以前は車庫入れがとっても苦手でした。
車庫入れのたびに緊張の連続 !
何度も切り返したあげくに、斜め駐車していた私。
そこで、思い余って教習所に特別レッスンをお願いしました。
免許を取った後で教習所に行く人は珍しいかもしれませんね・・・。
でも、そのおかげで私は車庫入れが全然苦にならなくなりました。
ここでは、私が特別レッスンで手に入れた車庫入れのコツをお伝えしたいと思います。
車庫入れのコツはミラー ?
教習所の特別レッスンではスーパーの屋内駐車場に連れて行かれました。
そこでの教官と私の会話です。
教官 「それじゃあ、そこのスペースに入れてみましょう。」
私 「はい。」
教官 「では、ミラー見ていきましょう !」
私 「え、ミラーですか ?」
教官 「ん ?? ミラー見ないで、何見るの ?」
私 「あ、はい。」
それまでの私は、まどから顔を出して直接後ろを見ながらバックしていて、ミラーなんて全然見てませんでした。
ですから、「ミラー見て」の言葉に一瞬「えっ?」と思ったのです。
これまで車に乗せてくれた友達も、義兄も、みんな窓から顔を出してバックしてましたから、それが当たり前だと思っていたのです。
「ミラー見て」は、私にとってはまさに目からウロコでした。
では具体的に左右のサイドミラーで何を見るかをご説明しますね。
ここでは下の図のように、既に停まっている車を左手に見ながら通り過ぎて、左右の車の間に駐車する場合を例としてご説明しますね。
初めに、既に駐車している車と直角に、1mほど距離を取って前進して自分の車の左後ろ角が、既に停まっている車(図では青い車)の右前角の延長線上に来たところでいったんストップします。
ここまでは左の窓越しに目視で行います。
さて、ここからミラーを使います。
左のサイドミラー
駐車したとき、自分の左側に来る車(青い車)の右前の角を見ます。
①ハンドルを左いっぱいに切ってゆるゆるとバックします。
左サイドミラーで既に駐車している車の右前の角に接触しないように、距離を保っていることを確認しながらゆっくりバックします。
このとき、右のサイドミラーで右隣にくる車(図のオレンジ色の車)に接触しないことを確認してくださいね。
②左隣の車と平行になったらいったん停止します。
③ハンドルを戻してタイヤを真っ直ぐにします。
④さらにゆっくりバックしてだいたい隣の車とサイドミラーの位置が同じになるあたりでストップです。
⑤このとき、ルームミラーで、後ろの障害物や壁にも注意ですよ。
右のサイドミラー
駐車ライン(白線・黄線)を見ます。
もちろん、右側に停まっている車との距離も確認しますよ。
①右側の車との距離が確認できたら右のサイドミラーを下に向けます。
②右のサイドミラーで駐車ライン(白線・黄線)と自分の車が平行になっていることを確認します。
③車庫入れが完了したらミラーの角度をもとに戻します。
これをしないと、次に発進したときに後ろが見えなくてとても危険なことになりますから、くれぐれも注意です。
左右の車との位置関係を正しく駐車するにはサイドミラーの確認が欠かせません。 でも、ルームミラーの確認も必ず行ってください。 後ろの障害物はサイドミラーだけでは分かりません ! 駐車場によっては後ろにも駐車スペースがあって、車が停まっていることがあります。 こんなとき、左右のミラーだけでは後ろに停まっている車に気づかず、下がり過ぎて「ドン !」なんてことになりかねませんよ。 くれぐれも全ミラーをご活用くださいね。
車庫入れのとき窓から顔を出す ?
さて、車庫入れの時、窓から顔を出す人は多いですよね。
私は基本はサイドミラーで確認しながらバックで車庫入れしますが、あわせて窓から顔を出しての確認も行っています。
ミラーの死角に人がいないか、障害物がないかを確認するためです。
冬なら窓を開けると寒いですが、安全には換えられません。
もちろん、既にお伝えしたように、ルームミラーでも確認しますよ。
つまり、すべてを使って安全を確認しながらバックするんです。
特に車庫入れに慣れないうちは、車の位置に注意がいってしまうので、人や障害物を見落とす可能性がありますから、しっかり確認しながら車庫入れしてくださいね。
おわりに
車庫入れのときのミラーの使い方についてお伝えしましたが、参考になりましたでしょうか ?
練習すれば、あなたも車庫入れがうまくできるようになりますよ。
頑張って !
狭いところや頭からの車庫入れなど、車庫入れ全般についてはこちらもあわせてどうぞ。
>> 車庫入れのコツはこれだけ ! バックでも、頭からでも、狭いところも !
最後までお読みくださってありがとうこざいました。