お歳暮は上司に贈るべきか ?
新たに社会人になられた方、転職して職場が替わった方など、新しい環境の上司にお歳暮を贈るべきかどうか悩ましいですね。
「虚礼廃止」と言うことで、「お歳暮を贈りあうことは止めましょう」としている会社も多いようですが、それでもやっぱりお世話になっているのだから礼儀として贈るべきではないかと言う考えもあって迷ってしまいますよね。
私は、個人的には上司には贈らなくてもよいと考えています。
理由は、お互い、仕事としてやっていることなので、仕事でお世話になったことは仕事でお返しするのが良いかな、と思うからです。
でも、なんだか気が合って、仕事を超えてプライベートでお世話になる場合もありますよね。こういう場合は、これはもう人と人とのお付き合いとして、感謝の気持ちをお歳暮で表すのは良いことだと思います。
お歳暮を上司に贈る場合の相場は ?
「やっぱり上司にお歳暮をおくろう !」と考えた場合、相場はどれくらいでしょうか ?
あまり安いと感じ悪いですし、かと言って高価なものを贈るのは考え物です。
一般的に20代~30代くらいだと、3,000円~4,000円くらい。
40代からでしたら、5,000円~6,000円くらいが妥当な額とされています。
ただ、一度贈ると、来年は値段を下げる訳にはいきませんので、最初はよく考えて決めるのが良いですよ。
また、贈るものは、基本的に食品など、消費してしまうものを選びます。
後に残るものは、恩着せがましいとされるので 選択肢から外しておきましょう。
もしもお酒類を贈るのでしたら、上司の好みをそれとなくリサーチしておくのが良いですね。
お歳暮を上司に贈る場合はいつまで続ければいいの ?
お歳暮は、一旦贈ったら相手から「もう贈らなくていいですよ」と言われるまでは贈り続けるのが基本です。
贈る側から突然止めるのはマナーに反することになるので注意しましょう。
ですから、この上司にはこの先ずっとお歳暮を贈り続けよう、と言う気持ちがない場合は、初めから贈らない方が良いと思います。
心を込めた年賀状を送ることで感謝を伝えるに止(とど)めておくのが良いでしょう。
毎年贈るのはチョット考えてしまうけど、今年は特にお世話になったので、何かを贈ってお礼をしたいこともありますよね。
そういう場合は、文字通り「お礼」として送るという手があります。
これでしたら、その時一回限りでも不自然ではありません。
おわりに
上司の場合、お歳暮を贈るかどうかの判断は微妙ですよね。
ポイントは、ずっと贈り続けようと思うかどうかです。
贈り続けようと思うなら、贈って上司に喜んで頂きましょう。
そうでないなら、仕事納めのときの挨拶や、年賀状など、別な方法で感謝の気持ちを表してはいかがでしょうか ?
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