お正月はごちそうをたくさん食べて、ゆっくりして・・・極楽~。
でもお正月が明けたら肥っちゃった !
よくあることですね。
「正月太り」と言われますが、原因はやっぱり食べ過ぎ ?
もちろん、それもありますが、じつはお正月太りの原因は単なる食べ過ぎだけではないのです。
今回は、正月太りの原因を探って、その予防と解消法についてまとめてみました。
正月太りの原因は ?
お餅
まず第一に挙げられるのは、やはり「お餅」ですね。
お餅は糖質が多く、血糖値が上昇しやすいので、太る原因のひとつになります。
一方で、お餅は吸収が良く、また消化に時間がかかるので腹もちもよく、「スーパーフード」と言われるくらいすぐれた食材なのです。
要はお餅は食べ過ぎないことです。
とは言え、お餅はお正月の定番ですから、心ゆくまで食べたいですよね。
ですから、後で太りにくいお餅の食べ方をお伝えしますね !
おせち料理
次に「おせち料理」です。
おせちはもともと保存食ですから、塩分が多めです。
塩分をたくさん摂ると、むくみやすくなります。
これは、体が塩分を調節するために水分を蓄えるからです。
塩辛いものを食べるとのどが渇いて水を飲みたくなりますね。
体内の塩分が少ないときは水をたくさん飲んでも排泄されますが、体内の塩分が高いと排泄されずに蓄えられてしまうのです。
すると「むくみ」ます。
むくむと老廃物の排泄も悪くなり、代謝も低下します。
代謝が低下すると脂肪が燃焼されずに太る原因となってしまいます。
そのため、「塩分は、ダイエットの敵」とさえ言われているのです。
睡眠不足
見逃せないのは睡眠不足です。
紅白歌合戦を見て、除夜の鐘を聞いて、それから元朝参り・・・。
年末年始は睡眠不足になりがちですね。
じつは、これも正月太りの原因のひとつとなるのです。
睡眠不足になると、食欲を抑えるホルモンが減少して、代わりに食欲増進ホルモンが分泌されます。
これは、体が睡眠不足を異常事態、つまり危機だと判断して、脂肪を溜め込むため、睡眠不足が続くと太ってしまうのです。
運動不足
お正月は家でテレビを観たり、ごろごろして、誰しも運動不足になりがちですから、あえて取り上げることもなかったのですが、一応太る原因のひとつになりますので・・・。
冷え
お正月に限らず、冬は体が冷えやすく、結果として基礎代謝が低下します。
すると体を温めるために脂肪が溜まりやすくなるのです。
ここまで、正月太りの原因を見てきましたが、それでは正月太りを予防するにはどうしたらよいでしょうか ?
正月太りを予防するには ?
原因が分かれば防ぐのは比較的簡単ですね。
それではひとつずつ予防法を見てゆきまましょう。
正月太りを防ぐには、食べる順番に注意 !
じつは、食べる順番を気を付けるだけで、太ることを予防する効果があるのです。
お餅などの血糖値が上がりやすいものを最初に食べると太りやすくなります。
ですから、まず初めに野菜などの食物繊維の多いものを食べて、それからお餅などを食べると血糖値の上昇が穏やかになって、太りにくくなります。
お餅には大根おろしを !
お餅を食べるとき、あなたは何を付けて食べます ?
醤油か、きな粉でしょうか ?
ぜひ大根おろしをお試しください。
大根おろしには、炭水化物の消化を助ける酵素と食物繊維が含まれているので、ダイエットに適しています。
また、ビタミンCも豊富ですから、おせち料理のビタミン不足を少しでも補うことができますよ。
あと、納豆を絡めて食べるのもおススメです。
納豆には、糖質、脂質の代謝を高めるビタミンB群が豊富に含まれているので、お餅と一緒に摂ると太りにくくなるそうですよ。
ちなみに砂糖醤油はほどほどに・・・。
お餅は食べ方ひとつで太りにくくできるのです。簡単でしょう ?
塩分の摂りすぎに注意
お節料理などの味の濃いものは、先に述べたように「むくみ」の原因となりますので、一度にたくさん摂らずに少しずつ摂るようにしましょう。
睡眠をたっぷり取る
上で述べたように睡眠不足は食べ過ぎにつながりますから、メリハリを付けて、慢性寝不足に陥らないことが大事です。
体を温める
基礎代謝を低下させないために、一枚多く着るなど、努めて体を冷やさないことです。
シャワーで済ませないで、できればゆったり入浴して体を温めたいですね。
以上、正月太りの予防法についてお伝えしましたが、すでに太ってしまった場合の解消法についても少し触れておきますね。
正月太りの解消法は ?
マッサージ
むくみはマッサージが効果的だと言われています。
マッサージによってリンパの流れを良くすることで、代謝の低下が改善されます。
入浴で体を温める
体を温めて基礎代謝を高めるのは、太ってしまってからでも有効です。
お風呂の中でのマッサージは相乗効果が期待できますよ。
食事に気を配る
一度付いてしまった脂肪を落とすには、代謝を高めるとともに、摂取カロリーを減らすことが必要です。
オーソドックスな方法ですが、具体的には甘いものや脂質の多いものを抑えて、その代わりに野菜など、食物繊維の多いものを摂るように心がけることです。
でも、くれぐれも無理なダイエットはやめましょうね。
かえってリバウンドの危険がありますよ。
おわりに
如何でしたか ?
お正月太りの原因は、食べ過ぎだけではなく、意外なところにもありましたね。
太ってからダイエットするより、予防する方がずっと楽ですから、できるだけ予防に努めましょうね !
最後までお読みくださって有難うございました。
>> 初詣 参拝の意味ってなに ? やり方は ? 複数行ってもいいの ?
>> 初詣 参拝の時期は ? 時間は ? 夜行ってもいいの ?