就職して一人暮らし 準備は ? 初期費用は ? 生活費は ?

ひとり暮らし

就職が決まって春からはいよいよ社会人になるあなた。
本当におめでとうございます !

きっと新しい生活に希望を感じる一方で、本当にちゃんとやって行けるのか、と言う不安の入り混じった複雑な気持ちでいらっしゃることと思います。

特に、会社の独身寮に住む方、実家から通える方は経済的にたいへん恵まれていますが、親元を離れて就職される方で、会社に独身寮がない場合は、自分でアパートを借りなければなりません。

いったい、どんな準備が必要で、初期費用はどれくらいお金がかかるのでしょう ?
そして、毎月の生活費はどれくらいみればよいのでしょうか ?

今回は、あなたのそんな疑問にお答えしたいと思います。

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就職して一人暮らし 準備は ?

一人暮らしをするためには、部屋を決めて引っ越しをしなければなりません。

引っ越しの準備と引っ越し後に必要なことについては、こちらにまとめてありますのでご参照くださいね。

>> 就職で引っ越し いつから探す ? 期間は ?  必要なものは ?

ここでは、一人暮らしに必要なものをまとめておきましょう。
一人で生活するには、生活必需品を一式揃えなくてはなりません。

普段、ごく当たり前にているものを新たに揃えるとなると、選ぶのも、お金の面でもなかなか大変です。

それでは早速生活必需品を列記しますね。

 

寝具一式
敷き布団、掛け布団、毛布、シーツ、枕、枕カバーが必要です。

今使っているものでも良いですが、帰省した時に必要となりますから、やっぱり寝具は新しいものを一式そろえたいですね。

冷蔵庫
一人暮らしですから、小さいもので十分です。

洗濯機
これもなくてはならない家電ですね。

掃除機
一人暮らしでもホコリは結構たまりますから、小型のもので良いので買っておきましょう。

カーテン
意外に忘れやすいのがカーテンです。
カーテンがないと外から丸見え(特に夜)で不用心です。
部屋を決めるときに、窓のサイズを測っておきましょう。

照明器具
付いている部屋もありますが、ない場合もありますから確認しておきましょう。

電子レンジ
手軽にチンして食べられる食品は、独身者の強い味方ですね。

炊事用具一式
電気炊飯器、フライパン、包丁、まな板、皿、茶わん、箸など。
毎回外食では食費がかさんで大変ですから、ある程度は自炊できるようにしておきましょう。

机、いす、電気スタンド
手紙を書くにも、書類を書くにもやっぱり机は必要です。
小さくても良いのでぜひ揃えておきましょう。

テレビ
ニュースを見たり、娯楽のためにもあった方がよいですね。
特にニュース速報はネットより情報が早いですからテレビは意外と重宝します。

机で書き物

いかがですか ?
ひとり暮らしに必要なもの、けっこうありますね。

 

就職して一人暮らし初期費用は ?

ここまでで、一人暮らしをするのに何が必要か、だいたい分かりました。
それでは、これらをそろえるのに、お金はどれくらい見たらよいのでしょうか?

初期費用としては、ほかに、引っ越しに係る費用を見ておく必要があります。

 

生活必需品
それぞれの値段はピンからキリまでありますが、比較的安価なものを想定してざっくりと試算しました。

ざっと15万円くらいはかかりそうです。

 

必需品

概算

寝具一式

1.0万円

冷蔵庫

2.0万円

洗濯機

2.5万円

掃除機

1.0万円

カーテン 2窓分

1.5万円

照明器具

1.0万円

電子レンジ

1.0万円

炊事用具一式

0.6万円

机、いす、電気スタンド

2.0万円

テレビ

2.0万円

合  

14.6万円

入居した当日から必要なもの(布団とカーテン)以外は、現地調達の方が楽です。

予めネットで注文しておいて、配達日を引っ越しの翌日あたりに指定すると、大きなものをすぐにそろえられるうえ、引っ越しも楽に済ませることができますよ。

 

入居と引っ越しにかかる費用
賃貸住宅では入居のときに敷金・礼金がかかります。
敷金は、出るときに部屋を傷つけたりしていなければ基本的に戻りますが、礼金は戻りません。

相場は、

敷金 1~2ヵ月
礼金 1~2ヵ月

くらいです。

仮に家賃を6万円とすると敷金礼金で、12万円~24万円かかることになります。
なお、関西では敷金の代わりに家賃の5~8ヵ月分を補償金として預けます。

それに加えて引っ越し代が必要です。

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これは、荷物の量と距離によって大きく変わりますから、一概に言えませんが、数万円はかかります。

下の表では、仮に比較的遠隔地で荷物がやや多めとして7万円くらいと想定しています。
引っ越し業者では各社単身パックのメニューを用意していますから、お問い合わせくださいね。

以上をまとめると初期費用は次のようになります。

初期費用項目

概算金額

生活必需品

15万円

敷金・礼金

12万円~24万円

引っ越し

7万円

合  計

34万円~46万円

 

かなりの初期費用がかかりますね。

これだけのお金を親に出してもらわないといけませんから、巣立ちのときまで、親のお世話になることを大いに感謝しなくてはいけませんね。

 

そして、働きだしたら、毎月1万円でもいいですから、親に送ってあげると、親を気遣う気持ちが分かって、ご両親も安心することと思いますよ。

 

就職して一人暮らし 生活費は ?

 まず、最も大きな支出は家賃です。

一般的に、家賃は収入の30%までに抑えるものと言われています。
そうしないと生活が苦しくなります。

例えば給料が22万円なら、その30%の6.6万円がリミットと言うことになります。
住む地域によって家賃の相場は変わりますので、ここでは仮に60,000円としておきましょう。

では、家賃以外には何がかるでしょう?

 

食費
ここでは、朝は食パンに目玉焼き、コーヒー。
あるいはご飯に生卵か納豆など、と想定しておきましよう。

ご飯一杯分のコメの値段が30円くらい、炊くための電気代と水道料を加えても35円くらいですから、朝は部屋で摂るとこにすれば1食100円くらいで済みます。

お昼は外で摂れば600~800円くらい
夜も外だと同じくらいはかかります。

1日あたり低く見ても1,500円くらいはかかることになりますね。

すると30日では45,000円くらいは見ておきたいところです。

それから、電気・ガス・水道代がかかります。
こちらは合わせて10,000円くらい見ておけばよいでしよう。

 

ほかに、インターネットのプロバイダー料金やスマホ代や、ティッシュペーパー、トイレットペーパー、シャンプー、石鹸、洗剤などの日用品も必要です。

あと、付き合いで飲み会に参加することもあるでしょうから仮に5,000円 x 3回として15,000円/月

 

以上を合計すると次のようになります。

 

項目

概算月額

家賃

60,000

食費

45,000

電気代

4,000

ガス代

4,000

水道代

2,000

プロバイダー料金

5,000

スマホ料金

8,000

日用品

3,000

交際費

15,000

合計

146,000

 

ところで、手取りは ?

給料を220,000円とすると健康保険料 厚生年金保険料、所得税などを差し引いた手取りはだいたい180,000円くらいとなります。
(概算 : 健康保険料 13,000 厚生年金保険料 24,000 所得税 4,800  合計約 41,800)

すると、毎月の収支は、

180,000円 – 146,000円 = 34,000円

と多少は残ることになります。

 

ただ、突発的に医療費がかかったりしますから、くれぐれも全部使い切ってしまってはいけませんよ。

あと、毎月1万円でもよいので別口座に貯金しておきましょう。
貯金があれば、いざと言うときに心強いですからね。

また、就職して2年目からは、住民税も引かれます。

これは住んでいる市区町村によって、また、所得によって変わりますから、一概には言えませんが、初めの内は数千円とみておけばよいでしょう。

収支はしっかり !

 

おわりに

いかがでしたか ?
一人暮らしは意外とお金がかかってたいへんだということがお分かりいただけたでしょうか?

冒頭、独身寮が利用できる方、自宅から通える方は恵まれていると申し上げたのは、こういう理由からです。

ご実家から通わせてもらう場合は、少なくとも食費くらいは家にいれてくださいね。
そこは社会人ですから、何から何まで親に頼り切りと言うのは感心しませんよ。

あなたの社会人生活が順調に始まりますように !

最後までお読みくださってありがとうございました。

 

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