七五三といえば、神社で行うのが一般的ですよね。
でも、近年はお寺で行うご家族も増えているようです。
神社では、氏神様に子どもの成長を感謝し、これからの無事をお祈りしますが、お寺では、仏様やご先祖様に感謝して、今後も守っていただくことをお願いします。
いずれも、ご両親の子を想う気持ちを神様や仏様に伝える大事な場ですから、しっかりお参りしたいですね。
ただ、まだまだ七五三のお参りは神社にするものという考えが根強いですから、おじいちゃん、おばあちゃんもご一緒のときは、七五三のお参りをなぜお寺にするのか、前もってお話いておいた方がよいですよ。
今回は、七五三をお寺で行う場合に気になる初穂料やその熨斗(のし)の書き方、そして予約についてもお伝えしたいと思います。
七五三をお寺で行う場合の初穂料は ?
お寺で七五三を行う場合の初穂料は神社と同様に5,000円~10,000円が相場です(平成29年現在)が、お寺によって違いがあります。
ただし、お寺では「初穂料」とは言わず、「ご祈祷料」または「お布施」と言います。
また、七五三のご祈祷は、すべてのお寺で行ってくれるとは限りません。
扱っていないお寺もありますから、まずは目指すお寺に問い合わせてみてください。
そのときにご祈祷料も聞いておくのが良いですよ。
七五三をお寺で行う場合 のしはどう書くの ?
上に述べたように、お寺の場合は「初穂料」ではなく、「ご祈祷料」または「お布施」となります。
ですから、のし袋には「ご祈祷料」または「お布施」と書きます。
その右上に少し小さめに「七五三詣」と添え書きすると分かりやすくてより良いですね。
そして、水引の下には、ご祈祷を受けるお子様の名前をフルネームで書きます。
下に例を載せておきますね。
子どもさんが二人の場合はこちらに詳しく説明してあります。
神社の場合を例としていますが、考え方は同じですよ。
チョット気になるお寺でのお参りのマナー
本堂でご祈祷を受ける際は、両手を合わせて頭を下げて静かに祈ります。
このとき、神社のように手を叩いてはいけませんよ。
七五三をお寺で行う場合 予約は必用 ?
一般的に予約は必用ありませんが、お寺によって予約が必要なところもあります。
また、大安の日や七五三の時期は混み合いますから、念のためお寺に問い合わせておくのが良いですよ。
長く待たされては子供さんが飽きてしまってかわいそうですしね。
おわりに
七五三は、一生に二回だけです。
今度の七五三がご家族にとって幸せな時間になると良いですね。
あなたの子どもさんがこれからも健やかに成長されますことをお祈りいたします。
最後までお読みくださってありがとうございました。
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