初節句 男の子のお祝いに誰を呼ぶ ? 食べものは ? 外食もあり ?

初節句の男の子

お子さんの初節句、おめでとうございます !
男の子なら、初節句は5月5日の子どもの日、つまり端午の節句ですね。

初節句には、兜や武者人形といった五月人形を飾って、お祝いを頂いた身内を食事会に招待するご家庭も多いと思います。

でも、食事会って誰を呼ぶの ?
自分たちだけでこぢんまりやったらだめなの ?
・・・と悩ましいところでもありますよね。

 

それに、女の子の初節句なら、ちらし寿司に蛤(はまぐり)のお吸い物、それに菱餅と雛あられが定番ですが、さて、男の子の初節句なら、食べ物は何が定番なのでしょうか ?

意外と悩むところですね。

 

今回は、男の子の初節句のお祝いの食事会には誰を呼んだらいいのか、また、何を食べたらいいのかについてお伝えしますね。

さらに、初節句のお祝いを外食にしても良いのかについても併せてお伝えしたいと思います。

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初節句 男の子のお祝いに誰を呼ぶ ?

まず初めに、初節句のお祝いには誰を呼ぶものでしょうか ?

ご自分のご家族だけでこぢんまりとお祝いするのも良いですが、初節句となるとご夫婦両家のご両親たち(つまりお子さんの祖父母たち)からお祝いの品やお金を頂いていることでしょうから、やはり、両家のご両親をお呼びするのがスジでしょう。

 

あ、どちらか一方だけに声を掛けるというのはもちろんNGですよ。
せっかくのお祝い事で仲たがいの元を作ってはいけませんからね。

 

とは言っても、どちらかのご両親が遠隔地にお住まいだと簡単には来れないかも知れませんね。

でも、まずは声を掛けてみることです。
可愛い孫のためなら遠路駆けつけてくれるかも知れません。

その場合は一泊してして頂いてゆっくりと孫の顔を見せてあげるといい親孝行になりますよ。

 

あと、ご夫婦のご兄弟・姉妹にも声を掛けてあげてくださいね。
声を掛けるのはそこまででよろしいかと思います。

 

今は、初節句に親戚一同が集うご家庭はほとんどないと言えますが、それでも親戚一同が集まる習慣のある家系で、あなた方ご夫婦も地元にお住まいなら、念のためご両親に相談されるのが無難ですよ。

 

 

初節句 男の子のお祝いの食べものは ?

ところで、男の子の初節句には何を食べるのでしょうか ?

じつは、男の子の初節句の料理には、定番はないのです。
おめでたいときに食べるものなら何でもOKなんですよ。

たとえば、お赤飯、ちらし寿司、鯛、うなぎななど、お祝いの定番メニューが良いでしょう。

赤いものには邪気を祓う力があるとされていることから、お赤飯はお祝いのご飯として定番ですね。

もちろん鯛は、「メデタイ」ということでやはりお祝い料理の定番です。

また、ちらし寿司には縁起が良いとされる具材をいろいろ混ぜることができますからおすすめですよ。

お赤飯

ちらし寿司

鯛

 

お祝いのちらし寿司に入れる代表的具材をまとめておきますね。

ちらし寿司の代表的具材

筍(たけのこ)
すくすくとまっすぐ伸びて、元気に育つようにという願いが込められます。

海老
腰が曲がるまで長生きするようにという願いが込められています。 また、海老の赤い色は、赤飯同様に縁起がいいとされています。

れんこん
穴があいているので見通しのよい人生送れるようにという意味があります。


健康でマメに過ごせるようにいう願いが込められます。 ちらし寿司にはたいていクリーンピースが混ぜられますね。

ほかに、「勝つ」にちなんで鰹(かつお)や、成長するに従って名前が変ることから、出世魚とされる鰤(ぶり)や鱸(すずき)もお祝いの料理として用いられますが、旬から言ったら5月の節句のころは鰹が良いかも知れませんね。

 

あと、子どもの人生がウナギ登りにあがっていくようにという願いを込めて、鰻(うなぎ)もお祝いの料理には人気です。
ちらし寿司に入れてもおいしいですよ。

 

少し楽しよう !

でも、必ずしもこれらの食事を全部ご自宅で作ることはありませんよ。

お祝いをしてくださった身内の方々に、手料理を振る舞いたいお気持ちは分かりますが、全部を作るのは大変ですよね。

スーパーの食品売り場に行けばお赤飯もちらし寿司もオードブルも買えますから、お昼からご招待しておいて、午前中に買い物を済ませて食事の大半を用意することも可能です。

後はご自分で一品か二品を作り足すとストレスが軽く済むと思いますよ。

 

さて、忘れてならないのが柏餅(かしわもち)(ちまき)ですよね。

こちらは食事と言うより食事の後のデザートか、お祝いに集まってくれた人へのお土産としてよろこばれますよ。

ちなみに、5月5日は関東では柏餅(かしわもち)を食べ、関西では粽(ちまき)を食べるのが一般的です。

柏餅

ちまき

 

それぞれ意味がありますので、ご参考までに・・・。

豆知識

柏餅(かしわもち)
柏餅を包んでいるカシワの葉は、新芽が出るまで落ちないことから、家系が絶えないよう縁起が良い食べ物とされています。

粽(ちまき)
中国から伝わったもので、邪鬼を祓って災いを避ける力があるので、やはり縁起が良い食べ物とされています。

 

 

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初節句 男の子のお祝いは外食もあり ?

初節句のお祝いにご夫婦両家のご両親やご夫婦の兄弟・姉妹を呼ぶとなると、けっこうな人数が集まることになって、住宅事情によっては、自宅でのお祝いは無理、と言うこともありますよね。

それに会食の料理を作る手間を考えたら、小さい子を抱えて、とても大変 !

ということで、「お祝いの会食は外食で」というのもOKですよ。

ただ、お祝いしてくださった身内をご招待するのですから、費用はご夫婦で負担することになります。

 

費用は一人当たり5,000円~10,000円くらいを見込んでおけばよいでしょう。

人数を考えれば両家のご両親で4人、ご夫婦2人で、最低でも6人ですから、5,000円 x 6 = 30,000円、一人10,000円なら6人で60,000円と、けっこうな額になってしまいます。

もしご兄弟が加われば、さらに増額となりますから、これは苦しいですよね。

でも、お祝いしてくださった方々に対する感謝の気持ちを伝えるせっかくの機会ですから、ある程度の出費は覚悟しましょう。

 

ただ、外食の場合は場所の選定にチョット気を遣いますね。
あまり格式ばっては来てくれた方たちも疲れるでしょうし、値も張ります。

ホテルのレストランや料亭の個室などを予約するのも良いですが、すこし高いです。
私の友人は料亭で初節句の食事会をして、お土産付きで一人当たり10,000円かかったそうです。

 

そこで、お寿司や天ぷらなどの和食屋さんで個室の座敷を予約するのはいかがでしょうか ?
金額的には料亭ほど高くありませんからおすすめですよ。

 

 

ここで、食事の方法によるメリットとデメリットをまとめておきますね。

 

食事の方法

メリット

デメリット

自宅

赤ちゃんが泣いても気兼ねせずにお世話ができる

費用を抑えられる

支度がたいへん

特に人数が多いと無理かも・・・

スーパーのオードブルなど

食事の準備が楽

招待した方にちょっと手抜きと思われる

仕出し・ケータリング

食事の準備が楽

そこそこ高価になる

外食

食事の準備をしなくて良い

高価になる

子どもが泣かないか心配

 

 

おわりに

いかがでしたか ?

男の子の初節句のお祝いについて、誰を呼ぶのか、食べ物はどうするのか、さらに外食でもOKかについてお伝えしましたが、参考になりましたでしょうか ?

息子さんの初節句がたのしい思い出の一日となりますように !

 

最後までお読みくださってありがとうござました。

 

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