これって、もしかしたらインフルエンザ ?
ヤバッ !
インフルエンザをできるだけ軽く終わらせるには、早期治療が肝心です。
風邪だと思って市販の解熱剤などを服用しているとかえって長引かせることにもなりかねません。
インフルエンザにかかったかどうかを推定するために、まずはインフルエンザについて知っておきましょう !
ここでは、インフルエンザの症状と潜伏期間、そして風邪との違いについて調べてみましたのでお伝えしますね。
インフルエンザの症状は ?
インフルエンザには大きくA型とB型があることはご存知ですね。
ほかにC型もありますが、あまり多くないので、ここではA型とB型にしぼって症状の特徴をお伝えします。
A型とB型の違いは ?
A型は、38度以上の高熱が出るほか、頭痛、筋肉痛、倦怠感など、全身症状を伴うことが特徴です。
B型は、あまり熱は上がらず、微熱程度ですが、下痢や嘔吐などの消化器系の症状を伴うことが多いです。
どちらかと言うと、A型の方が症状が重く、B型は比較的軽いと言えます。
しかし、完治するまでの期間はA型は1週間程度であるのに対して、B型は1週間から10日程度とやや長引く傾向にあります。
あと、時期的には、A型は12月~1月に多く、B型は2月~3月に多く発生します。
インフルエンザの潜伏期間は ?
さて、インフルエンザの潜伏期間はいったいどれくらいあるのでしょう?
A型、B型ともに潜伏期間は1日~2日で、長くて3日と言われています。
ですから、外出時に人ごみに入ったとか、電車で乗り合わせた人がくしゃみをしていたとか、思い当たるできごとから、1日で37℃以上の熱がでればインフルエンザA型が疑われます。
B型は分かりにくいですが、お腹に来た場合はインフルエンザB型を疑った方が良いです。
免疫力の違いやその時の体調によって、発症までの時間には当然差があります。
インフルエンザの流行期間に「風邪かな ?」と思ったら、まずは病院で検査してもらうのが間違いありません。
潜伏期間中は人にうつらない ?
いいえ、潜伏期間中も感染力があるので、人にうつります。
ですから、家族全員で、うがい・手洗いをしっかり行って、仮にくしゃみが出てきたりしたら、家の中でもマスクを着けて、家族にうつさないようにお気を付けくださいね。
インフルエンザと風邪との違いは ?
インフルエンザと風邪では治療薬が違ってきます。
インフルエンザのときに市販の風邪薬を飲んでも回復は早まりませんので、できるだけ早く病院へ行って治療を受ける必要があります。
そのためにも、インフルエンザと風邪の見分け方を知っておいた方が良いですね。
風邪の場合、「おやっ、なんかおかしい」と感じてから症状はゆるやかに進行します。
一方、インフルエンザの場合は、体に異常を感じてから急激に症状が進行します。
特に急に高熱が出たり、関節痛や筋肉痛がでたら、A型インフルエンザが疑われます。
インフルエンザは症状が出たら48時間以内に治療薬を使わないと効果が得られにくいと言いますから、インフルエンザの疑いがある場合はすぐに病院へ行くことをおススメします。
おわりに
いかがでしたか ?
インフルエンザについての基礎知識として、症状と潜伏期間、そして風邪との違いについてお分かりいただけたと思います。
この冬、どうぞ元気にお過ごしくださいね。
最後までお読みくださってありがとうございました。
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